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内容説明
未知(インコグニタ)へ!
17世紀。英国公認の海賊船に、博識かつ好奇心旺盛な探検家・ダンピアも乗船した──。
未知の世界を食べて調べる、実在の人物と史実をもとにした海洋冒険飯漫画!
リングローズの思いはダンピアに伝わるか。好評第3巻!
【目次】
CHAP.17 “SIN NOVEDAD”
CHAP.18 プラタ船を待つ
CHAP.19 砂糖菓子の夢
CHAP.20 星の見えない夜
CHAP.21 帰り道のない旅へ
CHAP.22 乾季の終わりに
CHAP.23 鷹と小鳥
CHAP.24 ヴィエホ火山のわかれ路
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aisu
17
(2巻後半)ダンピアは地方の小作農の子供だったがラテン語学校に通えていた(彼の基本的教養はここで得たらしい。この頃から勉強-知識を得る事が大好きだった)。両親が亡くなりより実用的な「筆記と計算」の学校へ。その後船乗りになり、東インド会社の船で今のインドネシアあたりへ。異文化に心ときめく(続)2023/04/01
葉鳥
8
リングローズの話。海賊って苦しいな。どちらの船に乗るか決断の時が迫る。2021/10/17
Eri
7
リングローズとの再会! 再会するまでにリングローズが歩んできた道も平坦なものではなくて、辛いこともあったからこその再会の嬉しさだよねぇ。 ダンピアはムキになったりライバル心を燃やしたりで忙しいな。読んでいる分には微笑ましいですが。 さて、この先、どちらの航路を選ぶのか……2022/08/16
toriarii
6
リングローズと再会の3巻。プライベーティアの悲哀が色々とわかる。この時代で船に乗り続けるのはきれいごとでは済まされないのね。子供の時に田舎で生水を飲むなって口を酸っぱく注意された原因は、体に有害な寄生虫を取り込む可能性があったからだったんだな…。砂糖を通して当時の植民地経営の仕組みが解るので〇。リングローズとはいつまで一緒にいられるのやら。2021/10/06
Witch丁稚
6
ディズニーランドのカリブの海賊みたいなことをやってる3巻目。相変わらずサラッと読めるけど頑張れば複雑な背景もある程度は理解できるのが面白い。海図が未完成ということは船によって情報の差も当然ある。アルマダには挑むけど西を知らないハリス船長良き良き。リングローズの出版については残念だったけど旧パナマ市を破壊したヘンリー・モーガンの航海記が当たってたのならそれは乗っかりたいだろうな…。砂糖やチョコレートやバニラやトマトのおいしさは略奪と搾取の上でのおいしさでもあった。2021/07/17