きたかぜとたいよう

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きたかぜとたいよう

  • 著者名:蜂飼耳/山福朱実
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 岩崎書店(2022/03発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784265066957

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内容説明

北風と太陽が、旅人の洋服を脱がそうと競争します。北風が力いっぱい風を吹いて洋服を飛ばそうとしますが、うまくいきません。つづいて太陽がさんさんと照らすと…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

モリー

66
イソップの寓話の中で一番好きだ。北風と太陽が喧嘩して力比べをすることになった。旅人の服を脱がせた方が勝ちだ。力ずくで服を脱がせるしか能のない北風は、旅人が服を脱がないことに苛立って、旅人が頑固者だと言い放つ。それを聞いた太陽は「ぼくなら そんならんぼうなことは しませんよ」と言い返す。太陽から穏やかな光を送られた地上はぽっかぽか。森の木は葉を広げ、鳥は歌い、旅人もすっかりいい気分。勝敗は言わずもがな。この寓話から導き出される教訓は、様々な人間関係に応用できるだろう。「ぽっかり、ぽっかり、ぽっかり」が大事。2022/10/22

☆よいこ

54
北風と太陽がケンカをして「ボクのほうがつよい」とお互い言い出した。力比べをしようと、旅人の服を脱がすことにした。▽旅人は何も知らない。2020/05/14

ごんたろう

18
北風と太陽の喧嘩。どっちが人間の服を脱がせるか?北風という外側からの強引な圧力では無理なことも、太陽の熱風による内側からの誘因によって可能になる。本書は外発的動機付けと内発的動機付けの違いを示す。他者を動かすためには他者の意欲を動かすことが大切だ。本書において、人間は天気同士の葛藤や喧嘩を知らない。寒さと暑さという正反対の天気によって私たちは苦しんだり悩んだりするが、それら天気の変化は、いわば天空の神々の些細な遊びや喧嘩だということである。私たちは天気についてあれこれ要望を持つよりも、素直に従うしかない。2015/06/17

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

16
きたかぜとたいようの読み比べ。 子どものやる気をだすヒントが!2018/10/17

ヒラP@ehon.gohon

16
よく知っているイソップのお話でしたが、絵がダイナミックで、これほどに過激な北風と太陽のバトルだったかと、考えてしまいました。太陽はただ照っているだけで勝てるようなお話だと思っていました。2018/04/11

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