内容説明
ついに姿を現したアルビオンの黒幕・越智春虎(おち・はるとら)の「予言」に翻弄され終幕した「学年対抗戦」。来るべき決戦に向けてますます負けられない俺、篠原緋呂斗(しのはら・ひろと)の次なる戦いは──最強カップル決定戦!? 仕方なく相手を決めるべく彩園寺(さいおんじ)ら身近な女性陣からの猛烈なアプローチを受ける中、勝ち残るために姫路(ひめじ)とのペアで戦いに挑むつもりだったが──俺個人に課せられたゲーム上の理由で、特定の相手としか組めないことに。拗ねる姫路にサポートを仰ぎつつ、やっと決まった俺のペア候補は「敗北の女神」と呼ばれる少女で──これ、普通の決闘の方がいくらかマシな状況なんじゃないか……?【電子限定!書き下ろし特典つき】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
げんごろう
12
絶対に負けられない最強カップル決定戦開幕。 敗北の女神という究極のデバフを背負った緋呂斗ですが、学園島最強の名は伊達じゃないですね。 彼が放つ起死回生の一手に今回も痺れました。 次巻は更紗&白雪を中心としたラブコメを期待出来そうなので凄く楽しみです。 2022/04/23
かっぱ
9
カップル決定戦を描くシリーズ10弾。敗北の女神とゲーム攻略を進めるという圧倒的なハンデを負いながらもあの手この手で潜り抜けていく様はやはり読んでいて楽しい。ゲームのテーマ的にラブコメサイドに振るという選択肢もあったけれど、しっかりと頭脳戦を重視して描いてくれたのはこの作品のらしさが全開に出ていて好ましい。そして訪れるべき瞬間がきたというか緋呂斗の恋愛面での問いかけへの答えも出す時間が近づいてきた。ラブコメ要素の強そうな次巻も引き続き早く読みたいところ2022/07/03
sao
8
読了。2022/07/28
くろ
7
どんどん過酷になっていってるのは気のせいかな。 進展進展。2022/06/13
椎名
6
カップル決定戦に敗北の女神。ゲーム内容的にもラブコメ要素が強めの第10巻。梓沢先輩可愛い。敗北の女神に負ける可能性が感じられず、緊迫感がなかった以外は非常に面白かった。作者もすっかりベテランという感じで、手堅く纏まっているため安心して読める。とうとうというべきかようやくというべきか、篠原周りの恋愛も進んでいきそうな雰囲気があるが、果たして……。クリスマスをどう過ごすのか、今から楽しみ。2022/03/31
-
- 電子書籍
- 勇者小湊あきらは世界を救いたくない(5…
-
- 電子書籍
- 月刊群雛 (GunSu) 2014年 …