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内容説明
好きになったり怒ったり別れたり生まれたり
愛おしい人々が生きる日々。
少しずつ積み重なる群像ライフストーリー。
箱ヘルCHU 蓮宝燈で働くカズオは、行方不明になっていた姉・ユリに会いたくなり、やがてコーポにたどり着く。同じ頃、離婚しシングルマザーとなったチカは、カズオの働く店に勤め始め......。バイト先で壮大にキレる松永の姉・美樹。弟分タカヒロとあやしい仕事をする石田の父・健児。松永が不安に駆られながら友田を探す夏の放課後。両親が離婚した時、子供だったユリは自分の出生の秘密を知って......？大阪を舞台にした珠玉の6篇を収録!!!
電子版限定特典として描き下ろしイラスト1枚付き!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フロム
5
凄いよね。作者。主人公たちはほぼ社会の最底辺そうなのだが空気感のリアリティが凄い。実際ありそうで実は存在しないフィクションとリアルの境目の書き方が上手い。例えば姉を探し出した弟がアパートの玄関先で住人達と一緒に中華で帰宅した姉を祝うと言うあり得ないシチュエーションもこの漫画だとあり得そう。そう言えばこの漫画毎巻誰かが死んでるような気がするがその死の匂いを含めて何が起きてもおかしくない漫画だと思う。2023/08/17
zoumurasan
4
紙本で読了。近所の本屋に置いてないので駅前の本屋まで買いに行った。めづの紙本てレアなの？ユリちゃん弟の話が好きかな。身の上話が自分の感覚よりも重くとられて反応が思ってたのと違った時感じるストレス、あるなと思った。境遇が違うと雑談するにも気を使うようになり結果話すこと無くなるな。登場人物多くなってきたな。2022/03/06
コリエル
4
今回は宮地のエピソードが無いのが少し残念。ユリちゃんまわりのというか、カズオの話が多かったな。ヘラヘラしながら殺人も辞さずの精神状態が、ヤクザ丸出しの石田父よりもある意味怖い。女ナンパして山の上まで連れてって、ホテルにつき合わなければ置き去りにするって手法(六甲降ろし)、現代でも存在すんのか？2022/03/05
誰パンダ
3
4巻まで読んだ。面白いけど、コーポ以外の人間関係が膨れ上がり過ぎて、複雑化し過ぎたきらいはある。大阪の下町の最下層より少しだけマシな下流社会の人間模様。芸能やイエに、家庭や育ち、古くて現在進行形の日本。2022/11/24
電柱
3
やばい。何回も読み直しちゃう。節操のなさ？優しいひとが好き、とかいうなんでもない言葉を使わずに生きてる。ユリちゃんとカズオの兄弟が好き。2022/05/27
