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内容説明
生きるのが下手かもしれない。
でも今日も生きている。
流されがちだけど、愛おしい人々のライフストーリー。複雑な家庭で育ったユリと弟のカズオ。家族のしがらみを嫌悪しつつ生きるカズオの彼女が妊娠して......。宮地の少年時代、忘れられない少年の死の記憶。居酒屋春一番の店長・真里とその恋人・こずえ、もどかしくも愛おしい日々。交際している女からお年玉を貰った中条と高橋が偶然出会う正月。ドンドン大きくなるコーポに住むネコの一日。
中毒者急増中、前巻よりさらに進化した珠玉の6篇を収録!!
電子版限定特典!描き下ろしカラーイラスト付き!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
フロム
7
ユリの弟のヤバさと言うか業の深さが凄い。高校生に毛が生えた程度の年でやりたい放題やってるはずなのに生活臭がきつ過ぎてやりたい放題<それに伴う苦労や苦悩の方が読者に伝わる構成なのが面白い。コーポに住んでる住人は基本自由人なのだが羨ましくも無いしかと言って惨めさを感じさせない絶妙なバランスはホント凄いと思う。流れる川の様な漫画だよ。2023/05/03
土曜日
2
人生の複雑み… 絵がめちゃうまい2021/06/06
吃逆マンガ堂
1
日常を細やかに、というか緻密に描いていく筆致に、凄まじさすら感じる。不思議な淫美さや諦念がなんとなく全体を覆っていて、つい惹き込まれてしまう。2022/06/16
コリエル
1
文学青年崩れを想像していた宮地だが、その過去はもう少し込み入った感じであった。死に半歩寄り添うような老境の身の彼だが、先に行ったものを追いかけるのは、まだ少し怖いという。両親をはじめ誰にも執着せず流れるような身の上の彼が、何を思い生に縋るのか。なんか、宮地の話は毎回よくできた1話完結って感じで一番好きなんだよなあ。ユリちゃんの弟の血は争えないドツボな感じや、春一番の岡林店長の幸薄い日々も好き。2021/05/01
Witch丁稚
0
西岡くん年末年始暴走してんの?見たい。ちょいちょいわかんなかったとこあるから話ごとのコメント見たいな…2022/01/07