ポプラ文庫<br> 活版印刷三日月堂 雲の日記帳

個数:1
紙書籍版価格 ¥748
  • Kinoppy
  • Reader

ポプラ文庫
活版印刷三日月堂 雲の日記帳

  • ISBN:9784591159996

ファイル: /

内容説明

小さな活版印刷所「三日月堂」。店主の弓子が活字を拾い刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった言葉。仕事を続ける中で、弓子が見つけた「自分の想い」と、「三日月堂の夢」とは――。感動の涙が止まらない、大人気シリーズ完結編!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

602
流れ星は栞となって降ってきて、海から瓶にはいった手紙が流れてくる。庭では花のアルバムができあがり、栞、手紙、アルバムが仲良く手をつないで雲に昇って、ひとつの日記帳になりました。その日記帳は、自分の故郷、月へと帰って行き、やがて、日記帳は三日月となって、光を照らして人を優しく見守り続けてくれたとさ。いつまでも余韻が残り、心をふんわり温かく包みこんでくれた素敵なシリーズに巡りあえたことに感謝したいです。2018/08/27

へくとぱすかる

527
4冊目の完結編。物語世界では、このあとも人生模様がつむぎ出されるのでしょう。でも読者が読めるのはここまで。名残り惜しい。16編の連作小説を、一気に読み切ったという充実感と、一抹の淋しさがあります。著者は詩人ということで、澄み切った美しい文章が、とても印象的でした。活版印刷が工芸品なのか実用品なのか、結論は私たちが探っていくことになるのでしょうか。2018/08/25

しんたろー

410
完結の第4巻は今までと同じ「お客さんリレー」方式の連作短編。主人公・弓子を中心にした人の繋がりが素敵な物語で、世俗にまみれた私でも心が洗われるようだった。全話に共通して優しい思いやりに溢れたシリーズで、最終巻らしい、それまでの人々が登場する綺麗なまとめ方も納得。特に『雲の日記帳』~『三日月堂の夢』の流れは胸が震えたし「人の思い、記憶、夢だけはその人とともに消える……だから、大事にしなくちゃいけない」という台詞は心の残った。愛着あるので『みをつくし料理帖』みたいに数年後の彼女らを描いた特別編を熱望したい! 2018/09/11

三代目 びあだいまおう

377
とても静かで、まるで凪のような興奮を表す言葉が欲しい。素敵という言葉の最上級にふさわしい言葉が欲しい。言葉が、まるで大自然を雄大に創り上げるように、ただ一片のムダさえなく私たちの心に感動を運んでくれる。風のように、雲のように。このシリーズが好きすぎて、これまでの4冊が私にくれた感動を、大切な誰かに贈りたくてたまらない。できれば、読書が好きで、でもこのシリーズにはまだ触れた事がないような方。あえて私の知人ではなく、許されるのならば顔も名前も存じ上げないがいつも仲良くして下さる読友様のどなたかお一方に‼️🙇2020/05/26

ゴルフ72

338
感想をどう書こうかと思う間も、この作品のすべてがよみがえる。星を繋ぐ線・街の木の地図・雲の日記そして三日月堂の夢読み進むうちにじんわりと心に染み込んでくる。完結?この後の展開、例えば3年後あたりを見てみたい。良い作品に出会え嬉しかった。2018/09/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12982670

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。