ポプラ文庫<br> 活版印刷三日月堂 庭のアルバム

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紙書籍版価格 ¥748
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ポプラ文庫
活版印刷三日月堂 庭のアルバム

  • ISBN:9784591156865

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内容説明

小さな活版印刷所「三日月堂」には、今日も悩みを抱えたお客がやってくる。店主の弓子が活字を拾い刷り上げるのは、誰かの忘れていた記憶や、言えなかった想い。しかし三日月堂を続けていく中で、弓子自身も考えるところがあり……。
ルビを追加し子どもでも読みやすくなった電子書籍「三日月堂」第三弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

615
シリーズ第3弾!シリーズが進むにつれて、優しさと温かさが更にパワーアップしてきましたね。『カナコの歌』には、思わず涙ぐみましたね。『庭のアルバム』も温かさがあって良かったです。いや、結局、全部がいいですね。弓子さんの仁徳が、出会い、気づきを素敵にしていくんではないかと思います。読了後、たくさんの素敵な一文(言葉)に気づきをもらい、こんなに温かさと優しさに包みこまれる作品はそうはないですね。思いっきり伏線を残して終わった今作だけに、次回作が早く読みたくなります。 2018/04/30

へくとぱすかる

555
シリーズ3冊目。活版印刷、三日月堂、弓子さん、それぞれと糸のように、どこかでつながる人生を生き、また悩む人々。活版印刷の存在や暖かさに救われていく、というより、悩み疲れた人は、活字や印刷を自己の鏡として目を見開き、勇気を出して、みずからを救うのだろう。人は自分を助ける力を引き出すものに、おのずと惹かれるもの。それは弓子さん自身も同じなのだろう。2018/08/24

三代目 びあだいまおう

430
本作がシリーズ一番響いたと、大切な読友さんが教えてくれました。世代間の愛が響きました。『言の葉』がいにしえの情景と今を結ぶ。母が、そして祖父母が、無限の祖が見、感じた様々を、時を超えて届けてくれる言葉の神秘!見知らぬ先人とさえも、結ぶ、繋がる、綿々と。弓子の活版印刷は、手にした者のルーツや記憶を呼び戻す!作家さんの感性が、私のように感性の欠片もない者の隙間を埋めてくれる。なんと奇跡的で貴い自分創りだろう。誰かが紡いだ言の葉を、我が身の生に注ぎ入れる幸福と感謝!弓子が悩む三日月堂の起承転結『転』の巻‼️🙇2020/03/22

ポップノア@背番号17

426
2番目に収録されている「カナコの歌」が非常に良かった。弓子さんのお母さんが作った短歌がどれも素晴らしいです。ほしお先生、泣かせますねー。物語がそれぞれリンクしていて、三日月堂が成長していくのが楽しみです。弓子さんの人柄も控え目でいいですね。文科系女子って感じで(笑) 次作(シリーズ最終作)ではその弓子さんにロマンスの予感? 幸せな結末を願います。2018/08/20

しんたろー

360
3作目も丁寧に人情が紡がれた4つの物語。2作目まで詳しく描かれなかった弓子のプライベート部分が色濃くなって、主役感が増してきた。特に弓子の母を描いた『カナコの歌』は、涙なくして読めない…幼児のいる母親はハンカチ必須の反則とも言える話で、似たような作品が沢山あると思うが、優しさがジンワリと伝わってくる筆致なのでスンナリと受け入れられた。本編も「生き方」をテーマにした佳作と言える。弓子の理解者が増えて、目標もボンヤリだけど見えてきたので、次巻は三日月堂が大きく動く予感……恋の予感もするので楽しみに待ちたい♪2018/01/30

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