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内容説明
本書では、これまで注目されてこなかった「人と組織」の観点から、Ｍ＆Ａにまつわる諸問題と、その解決策を語っていきます。それらを通して、Ｍ＆Ａに翻弄される現場の社員や管理職のみなさん、Ｍ＆Ａの成果に思い悩む経営者のみなさんに貢献することが、本書の目的です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tkokon
4
【コミュニケーション】PMIにどのくらい投資するか。ディールで価値の創出が大きかったと答えた93％が総ディール金額の6％以上をPMIに充てている（全体の62％が、11～20％をあてている）。基本的にコミュニケーション・コミュニケーション・コミュニケーション。あらゆる階層に、あらゆる種類のコミュニケーションを行う必要がある。特に「ストーリーテリング」が大事。全体のストーリーを損なわずに細部にカスケードダウンしていく。当然ながら万能な処方箋はない。2022/04/23
K.T
0
先日M&Aを行い、買収先の取締役を兼務する事になった ので購入。今まで読んだ本は買収までを主なテーマにして書かれていたので、この本はなかなか今の自分にとってはいい視点だった。ただ、ターゲットになっているのが合併して同じ会社になるパターンだったので、今回の当社の様な吸収して完全子会社化よりもハードな感じ。今後の参考にはなったけどね。自分が将来のビジョンみたいなものをもっと押し出してスタッフに見せないといけないんだな、という思い、もっというと切迫感を持てたのは良かった。やはりインプットは重要だね。★★★★☆2022/06/13
