アイリスNEO 虫かぶり姫: 6 冬下虫の蠢動、光の道標【特典SS付】

著者名：由唯【著】/椎名咲月【イラスト】

一迅社（2022/02発売）

• ISBN：9784758094351

内容説明

クリストファー王子の婚約者である本好きな侯爵令嬢エリアーナ。王都から離れた地で、流行中の病に効く薬を求めて奔走する彼女は、信頼する従者に裏切られて失意に沈んでいた。そんな中、マルドゥラ国の王子・アーヴィンの誘惑や、王子の新しい婚約者の噂、さらなる暗殺者の手が次々と彼女に襲いかかり……。一方、王宮ではエリアーナを排除しようとする勢力に、クリストファー王子も追い詰められていて!?　本好き令嬢のラブファンタジー、待望の第６弾!!　※電子版はショートストーリー『宮廷楽師の詩曲作り』付。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[陸抗]

薬の手掛かりが見つかるか、エリアーナは無事に王都に戻れるか、ハラハラさせられっぱなしだった。舞台が何ヵ所かに分かれているから、状況を把握するのに少し手間取った。しかし黒幕があんなところに。それは全く気がつかなかった。

2023/12/13

[nishiyan]

薬の開発に悪戦苦闘しながら王都からの知らせに心乱されるエリアーナ。クリストファーもエリアーナ排除を目論む勢力に追い込まれて…という本巻。薬の開発や鉱山での暴動騒ぎなど難題に立ち向かうエリアーナ。彼女らしく直接出向いて相手と対峙するところはますます逞しくなった印象。それでもクリストファーとの再会や意外な黒幕とのやり取りでは…となるところは愛らしい。そんな彼女を利害の問題から敵対するもの（人となりに接しないもの）以外はみんな大好きという構図が崩れないのは面白い。根深い因縁に終止符が打たれて次巻はどうなるのか。

2022/11/14

[粋]

陰謀編完結。今回は重苦しい中始まり、話が二転三転し、途中オーディン公爵親子にムカムカしながらでもしっかりやり込めてすっきりし、お気に入りのジャンも戻ってきて、思ってもみなかった展開もあり、最後はラブラブ(笑)読み応え十分でした‼️これはコミカライズで読むのも楽しみだな。これで二人も残すは結婚か!?とはきっとならずに次回も楽しませてくれるのでしょう。

2024/08/21

[みょろん]

半分くらいを過ぎたら、先が気になって一気に読み終わった。エリィはついに本を物理的に武器にしたよね。

2023/12/08

[火狐＠二児の子育て奮闘中]

無事に終息して良かったよ。一時はどうなることかと思いました。感染症の話&王太子殿下の婚約者変更を企む陰謀のお話でした。

2022/09/01