内容説明
クリストファー王子の婚約者である本好きの侯爵令嬢エリアーナ。離れ離れの状況からやっと解放されたものの、流行り病の“灰色の悪夢”の影響はまだまだ残っている。そのせいか、過労で倒れたエリアーナは、父侯爵によって王都の屋敷で休養させられることに!? 一方、クリストファー王子は面会謝絶状態のエリアーナに会うべく、とある手段を思いつき……。本好き令嬢のラブファンタジー、待望の第７弾は本編全編書き下ろしで登場!! ※電子版はショートストーリー『仮装衣装バトル』付。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
56
なろう系少女小説⑦中編と短編でひと休み巻▽[小夜鳴き鳥と北の調べ]祖父のお見舞い理由に王都を離れるエリアーナ。クリスは窓辺から忍び込むロミジュリ風[青天の羅針盤]アランの幼少期。クリスとの出会い[春を告げる鳥]アンナとアルフレッド[図書館の亡霊]幽霊いた。エリアーナの子供時代[サウズリンド王宮仮装大会]ハロウィン。リア充を恨む社畜の皆様の恨み節、ダヨネーw▽アランは耳がいい設定だったのね(今更)テオドールは意味深プロローグだけ、次巻は活躍してくれるでしょう。2023/05/09
nishiyan
8
流行病“灰色の悪夢”の終息とオーディン公爵によるクーデター未遂事件の後始末に追われるクリスとエリアーナ。ある日、体調を崩したエリアーナは実家に強制的に連れ戻されてしまい…という本巻。一連の事件で各キャラクターが果たした役割が改めて描かれただけでなく、アランの過去話が語られたのは面白かった。アランとの出会いから数年越しで今回の事件解決まで結びつくとは驚いたかな。アンナとアルフレッド兄との関係にほっこりしたりと厳しい状況下で自分を信じてくれる人がたくさんいるのがエリアーナの強みだろう。次巻が楽しみ。2023/02/07
粋
6
陰謀編の後始末の話だが、“ただのアランだった頃の話”を中心に進む。その他の短編も含む骨休め的な巻。いや～、アランって結構壮絶な過去と、思っていた以上の能力をお持ちで。そう思うと、最初の頃の階段の出来事とかもちょっと違って見えてくるかも。兄と妹の恋愛の対比も面白いな。お兄ちゃん頑張って(笑)次もまた新たな面倒ごとが起こるみたいで楽しみだな。2024/10/14
ruruco
6
陰謀編収束後の後日談やアレンの過去話など前巻までのシリアスモードがなくなって、最初ののんびりゆるゆる話に戻った感じ。SSなので緩くまったり。結局、結婚式まで行かなかったなぁ。テオドール殿下の話も中途半端だし、続きを楽しみに待ちたい。2023/02/13
アルリィ
3
全体的にほのぼの 一冊を時間をあけて読んでしまったため、前半がぼんやり しかも購入からも一年近く経って読んでるとは… シリーズは面白いのに、読書をする気力が湧かないのはツライ…2023/11/07
