内容説明
問題だらけの文化祭で実行委員として翻弄される愛華。
それを見て覚悟を決めた渉は、培った能力をフル活用して解決に当たる。
そのモチベーションがどこからくるのか、誰のために頑張っているのか、愛華に問われた渉はほんの少し、自ら戒めた心を解く。
そして渉のいまだ冷めぬ気持ちと言葉を受けた愛華は……
「お疲れさま、渉」───好き、かも。
ついにふたりの関係に大きな転機が訪れる
web版でも屈指の人気エピソードが、書き下ろしを加えて書籍化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
芳樹
42
表紙の愛華の表情と仕草に打ち抜かれました。彼女をこのように驚愕させることが出来るのは渉だけだろう。彼はどんな魔法の言葉を彼女に伝えたのか。それが明らかになる見開き一ページのイラストと彼の想いを乗せた一言には魂を揺さぶられた感じがしました。春に渉が距離を置いてから複雑に揺れ動き続けた愛華の想いが、ようやく一つの答えに辿り着いたように思います。これを受けて渉と愛華の関係は次のステップに進んでいくに違いありません。今後の展開が大いに楽しみです。次回は文化祭当日編かな?2022/03/06
オセロ
29
文化祭の準備を続けていくうちに愛華が渉に惹かれていく様子が可愛らしいですね。 それにしてもいつになったらこの学校には学園祭がくるのでしょうか(苦笑)2022/03/02
よっち
28
問題だらけの文化祭で実行委員として翻弄される愛華。それを見て覚悟を決めた渉は、培った能力をフル活用して解決に当たる第六弾。そのモチベーションがどこからくるのか、誰のために頑張っているのか、愛華に問われた渉が少しだけ吐露した自らの想い。彼女のためなら渉はいくらだって頑張れちゃうわけですけど、自分を見失いかけていて、少しずつ意識するようになった今だからこそ、愛華の心にも響いたんですかね…芽生えつつある思いに彼女も自覚しつつある中、ここから始まる文化祭でどんな動きがあるのか、今後の展開が楽しみになってきました。2022/02/28
真白優樹
12
渉の介入により学園祭の準備が一気に進みだす中、愛華の心に変化が訪れる今巻。―――風に乗せるは感謝と恋、芽生え花吹くは双方向。 ようやくと言わんばかりに、愛華の心に恋の感情が芽生える今巻。ここまで時間をかけてきたこともあり真っ直ぐに、一途な純粋な甘酸っぱさが吹き抜ける巻である。是非、ここまで読まれてきた読者様には読んでみてほしい。芽生え花となる恋心、前を向き逃げ出したは学園祭当日。果たして、ヒロインが一堂に会するであろうその日に恋心はどうなるのか。愛華の芽生えた思いの行方は。 次巻も勿論楽しみである。2022/03/09
chirako
10
やっぱり主人公の姉の描写がよすぎる。かわいい。今回、姉の内面描写も多いのだけど、弟と思考パターンが同じすぎて笑った。夕焼けに「癒されてぇ」と願うとか最高。主人公については、自分の気持ちも立場も自分の中で整理しすぎててヒロイン達との距離感が無茶苦茶なのが面白いのだけど、今回はそれをメインヒロインと一ノ瀬さんという見方によっては対極に立ってる2人で読ませてくれて本当に楽しかった。2022/06/14
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