HJ文庫<br> 夢見る男子は現実主義者 1

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HJ文庫
夢見る男子は現実主義者 1

  • ISBN:9784798622064

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内容説明

同じクラスの美少女・夏川愛華に恋い焦がれる佐城渉は、彼女との両想いを夢見て、めげずにアプローチを続けていた。しかし、ある日突然、夢は醒める。「あんな高嶺の花と俺じゃ釣り合わなくね……?」現実を見て適切な距離を取ろうとする渉の反応に、愛華は呆然。「もしかして、私、嫌われたの……?」勘違いの末、焦り慌てる彼女からは無自覚な好意が見え隠れ!?両片思いのすれ違いに悶絶必至の青春ラブコメ、開幕!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まっさん

57
★★★★ Web版既読。Web時代から一年以上追い続けていた作品なので、書籍化が決まった時は本当に嬉しかった今作。相変わらず地の文を使って主人公の独白スタイルで話が進むという形にテンポの良さを感じ、一種の心地良さでさえ感じられるほど読み味がいい作品だと思う。この話の進め方にコメディ部分のノリが合えばまず問題なく楽しめるのではないだろうか。ただ、両片想いのラブコメ物が流行りということもあって今作もその部分を押し出しているが、個人的に今作に主人公・ヒロインのすれ違いからの焦れったさといったようなものはそこ→2020/06/05

よっち

47
同じクラスの美少女・夏川愛華との両想いを夢見て、めげずにアプローチを続けていた佐城渉。しかしある日突然、現実を見て適切な距離を取ろうとする彼の急変に、愛華も逆に気になり始める青春ラブコメディ。周囲もカップルなのではと誤解するくらいの距離感だったのに、一転渉が邪魔をしないよう遠くから見守るようにしたことで、ウザかったはずが逆にその不在が落ち着かなくなってゆく愛華。とはいえ現時点では彼女も違和感にモヤモヤしているくらいで、想いを自覚するのはこれからなんですかね。そんな二人のこれからに期待したい新シリーズです。2020/05/28

まるぼろ

38
Web版未読。高校一年生の佐城渉は中学生の時から夏川愛華に恋い焦がれ、振られ続けながらも滅気ずにアプローチを続けていたがある時を境に現実を直視し彼女と距離を置くようになるが…というお話です。なかなか面白かったです。流石に夏川さんがツンが激しすぎる嫌いがありますが、それを含めた圭を始めとする周囲の反応とか、必要以上に自身を普通と思う渉の背景だとかそういった諸々が、この先どう変化していくんだろうかと興味深く読む事が出来ました。ラストにて夏川さんの家お呼ばれした渉ですが、次巻ではどんな話になるのか楽しみです。2020/08/05

ℳℯ

31
★☆☆☆☆(1.5) クラスの美少女・夏川愛華に毎日のようにアプローチをしていたが、とあるキッカケにより我に返って彼女と距離を置くようになった佐城渉のラブコメ物語。所謂主人公鈍感系だった。正直文章内での佐城のテンションについていけず、途中からはほとんど頭に入っていない。その上シリアスの具合が悪く、現実主義者としての佐城に一切感情移入できなかった上に、そこいらないだろうと言いたくなる場面が非常に多かった。それとヒロインの登場シーンが少なすぎるせいで、夏川と佐城の絡みがほとんど見られていないことも残念だった→2021/03/05

しぇん

30
web版未読。惚れたヒロインに猛アタックをかけていた主人公が、ふと高嶺の花で無理じゃないかと諦めてしまったところから始まる物語。姉や他のヒロインとの話がメインでまだメインヒロインと余り絡んでないので判断難しいですね2020/05/31

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