角川文庫<br> あやかし和菓子処かのこ庵 嘘つきは猫の始まりです

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角川文庫
あやかし和菓子処かのこ庵 嘘つきは猫の始まりです

  • 著者名:高橋由太【著者】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 特価 ¥492(本体¥448)
  • KADOKAWA(2022/01発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041121955

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内容説明

見習い和菓子職人・杏崎かの子、22歳。
彼女には不思議な力があった。幼い頃から、妖や幽霊の影が見え、人の嘘が「猫語」に聞こえるのだ。
その能力のせいで親しい友人もできず、苦労しながらひっそりと生きてきた。

ある日かの子は、経営難と技量不足を理由に、勤めていた和菓子店をリストラされる。
夜道をとぼとぼ歩いていると、後ろから来たバイクに全財産が入ったバッグをひったくられてしまった……!
彼女は、そんな窮地を謎の大きな2頭の犬を使役する着物姿の美男子・御堂朔(みどう・さく)に救われる。

なぜか自分を知っているらしい朔に連れていかれたのは、東京の下町にある神社の境内に建つ和菓子処「かのこ庵」。
なんと、同じく和菓子職人だった亡き祖父が、朔に一億円の借金をして構えた店らしい。
そして朔は、陰陽師の血をひく人間で、この神社の鎮守だという。先ほどの大きな犬は式神だったのだ。

一億円の借用書を見せられ、「店で働けば借金をチャラにしてやる」と言われたかの子だが、なんと「かのこ庵」はあやかし専門の不思議な和菓子屋だった。
しかもお客様は、なんと猫に化けてやってきて――!?


イラスト/前田ミック

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hirune

44
【Kindle】亡き祖父に憧れて和菓子職人の修行中のかの子が勤めている老舗和菓子屋を突然首になり途方にくれているところを拾われた不思議な神社にはかのこ庵という和菓子店があり、祖父が1億の借金をしてかの子のために作った店だという。あやかし、幽霊、すっごい美形の若い神主(鎮守?)とともにこの和菓子店でかの子が頑張るシリーズの序章という感じ。美味しそうなお菓子が満載です🍡2023/07/26

はつばあば

43
?高橋由太さんにしてはなんか中途半端やなぁと。続きがあったんですね😅。しかも3巻まで。それならば・・御堂神社の鎮守の朔は両親に置いていかれた悲しい過去を持つ。両親に死なれたかの子ちゃんと朔との初めての出会いから数年・・和菓子職人の祖父にも置いていかれたかのこちゃん。かの子ちゃんの秘密・・嘘がわかるっていうのも悲しいものですよね。読書傾向があっち行ったりこっち行ったりで節操のないこと甚だしい私😅。ちょいと美味しいお饅頭でも頂いてほっこりして・・続きにいきますか(^^♪。2024/03/09

よっしー

32
高橋さんの現代物のお話でした。前々から気になっていたのですが、やっと読めました。和菓子職人を目指して働いていたのに、まさかの急な解雇…。そこから、祖父が残したあやかし相手の和菓子屋さんで働く事となりました。色々なネタが詰まっているので、話がどう広がって纏まるのか…楽しみです。2023/12/29

カール

18
嘘をついた人の言葉の語尾が猫語「ニャ」と聞こえるかの子。あやかし専門の和菓子屋で働く事になったけど、、、。「小江戸ごはんシリーズ」のたまきちゃんと比べるとちょっとキャラが弱いかな。流し読みになりました。2022/07/27

17
祖父のような和菓子職人を目指す、かの子は、ある日勤め先の和菓子屋をクビになったところを、陰陽師の血を引く美男子、朔に救われた。そして連れていかれた場所は、亡き祖父が、かのこの為に残した和菓子屋、かのこ庵で、かの子はここで働くことになる…といったお話。妖怪、陰陽師、かの子の不思議な力など、ファンタジー満載です。読むと和菓子が食べたくなり、同時に和菓子のうんちくも知れて面白かったです。まさか、饅頭茶漬けが実際食べられている物だとは知らなかったので驚きました…。2024/07/14

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