家族でテキ屋をやっていました

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家族でテキ屋をやっていました

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  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801306431
  • NDC分類 673.7
  • Cコード C0195

内容説明

元テキ屋が明かす、知られざる実態!テキ屋のりある、お話しします。

目次

第1章 私の家はテキ屋でした(テキ屋の娘に生まれて;父がテキ屋になったわけ ほか)
第2章 あんず飴売りの少女(すべてを変えた父の逮捕;杏子にも商売を手伝ってもらうから ほか)
第3章 知られざるテキ屋のオキテ(テキ屋業界のリクルート;テキ屋がトレンディな時代もあった ほか)
第4章 今日も商売、明日も商売(中卒でテキ屋か、それとも進学か?;スケバンからの呼び出し ほか)
第5章 我が家がテキ屋を辞めるとき(唐突に終わった会社員生活;断腸の思いで値上げを実施 ほか)

著者等紹介

高里杏子[タカザトキョウコ]
1960年代後半に東京の下町エリアにてテキ屋一家の長女として生まれる。父親のトラブルを契機に小学5年生の時よりテキ屋業に身を置く。以降、高校生~社会人経験を経て父親の体調不良を契機に1990年代より本格的にあんず飴売りのテキ屋になる。約40年にわたって売りさばいたあんず飴は数知れないものの諸般の事情が重なって2018年に自主廃業。現在は引退し、普通の主婦として生活している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆいまある

87
私の父は結婚した時、家を借りた。大家さんは某寺のテキ屋の親分さん。すぐに私が生まれ、手のかかる弟が生まれ、私は3歳でその土地を離れるまで、半分テキ屋ファミリーに育てられた。寺の境内で鳩の豆撒き放題。よく屋台の内側で何か食べてたらしい。この本の作者は私よりちょい年上。テキ屋という人々の義理人情の厚さ。分かる気がする。父が刑務所に入ったせいで、小学生からテキ屋として働いた作者。今なら間違いなく児相案件。さらりと書いているが、稼ぎまくり遊びまくった高校時代。普通じゃない。興味と郷愁刺激される一冊。2023/09/08

ma-bo

79
家族(両親)がテキ屋だった著者が自身の半生を辿りながら業界のしきたりや裏側を解説。グレーな部分は業界の方への配慮があるのか核心に触れない感じだった。2023/04/28

つちのこ

44
原香苗著『テキヤはどこからやってくるのか?』を読んでいたので、おおよその概念は掴んでいたが、当事者が書いたものとなれば別。小学生時代から家業を手伝ってきた著者ならではのリアリティに溢れている。グレーゾーンのテキ屋が暴対法やコロナによって次々に廃業まで追い込まれているのは何とも解せない。誰もがお祭りや縁日の屋台で買い食いをし、雰囲気を楽しんだ覚えがあろう。キッチンカーに変わったりしてめっきり見かけることが少なくなったテキ屋の屋台は、昭和レトロの遺物ではなく、生き残ってほしいという著者の願いが突き刺さった。2024/06/21

タルシル📖ヨムノスキー

24
夏といえば花火、お祭り、そしてそれに必ずついて回る出店。そういえば最近は町内会が出店を出したり、そもそもコロナ以降お祭りやイベントが縮小されたり、おまけにグレーゾーンを許さない社会が、情緒あふれる、なんだかちょっと怪しげでそれがまた楽しいという、心のゆとりみたいなものを奪ってしまったような気が。この本はいわゆるテキ屋として40年以上働いてきた著者が語るテキ屋のあれこれ。まず誰もが考える素朴な疑問「テキ屋は暴力団なのか?」。コレはキッパリ否定していました。でもなぜかいわゆる暴対法の対象にされてしまうという。2024/08/15

ふうちゅけ

17
テキ屋事情が書かれた本ってのに興味をそそられて読んだけど、まず最初の疑問が「あんず飴って何?」この本を読むまで知らんかった。関西では気温の関係で無いらしい。そうなってくると食べてみたくなるけど、テキ屋さんはこのご時世生き辛くなるばかりのようで、私は一生あんず飴を食べず仕舞いになってしまうのかも知れない。関東以北の祭り、行かねば!(2023年2月初版)2023/07/30

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