ビッグコミックス<br> 女流飛行士マリア・マンテガッツァの冒険(8)

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ビッグコミックス
女流飛行士マリア・マンテガッツァの冒険(8)

  • 著者名:滝沢聖峰【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2022/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098612444

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内容説明

8年に渡る、連載の掉尾を飾る第8集!

二つの世界大戦の間、戦間期の空を自由に飛んできたマリア。
しかし、ナチスドイツの台頭はヨーロッパに不穏な空気を
吹き込む。また、マリアの暮らすイタリアもムッソリーニの
ファシスト党がその支配力を強める。戦争の足音が聞こえる
世界で、マリアが選択する自分の生き方は!?
8年に渡る連載の締めくくりにふさわしい第8集!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

きまたよ

8
マリアの最終巻。第二次大戦直前、時代は複葉機から単葉機に移り変わりつつあるけど、イタリアを舞台に文字通り飛び回るマリア。ムッソリーニも登場するし、彼女がいなかったら真珠湾攻撃も?物語は終わっても輝き続ける彼女に乾杯です。2022/01/31

みやしん

3
女性の型枠に嵌まらず、されど女性の品格も損なわなかった開明的・先進的な女性飛行家の冒険記完結。複葉機から単葉機への過渡期故の時代背景が渋い。2025/09/20

おりひら

2
第二次世界大戦も目前。マリアの周辺も騒がしく。ある者は国を捨て、ある者は帰国へ、ある者は国に留まり・・・。お祭りの様な日々も終焉に向かっていく様で、寂しい限り。で、当初の目的の通り、父親を見つけられたのは、良かった。様な気もするけど、半ば茶番の様でもあって(苦笑)緩い感じが毎回楽しかったけれど、これで終わり。どんな時代でもマリアは、ずっと飛んでいるんでしょうな。2022/02/06

印度 洋一郎

0
ドイツではヒトラー政権が樹立され、イタリアでは企業のファシスト党体制による国有化が進む中での最終巻。年代としては1933年から1934年にかけてになり、エチオピア戦争の直前で物語が終わるという構成になる。ユダヤ系であるサハロフの亡命を助けるために国際自由都市ダンツィヒへ行ったり、腐れ縁という感じの日本海軍将校にターラント港への模擬航空攻撃を体験させたり、剣呑な世相を背景にした話が多くなってきた。特にターラント港への模擬攻撃で、日本の将校が真珠湾攻撃のインスピレーションを得たという、又も歴史を動かした話だ。2025/10/25

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