なないろ探訪記(1)

個数:1
紙書籍版価格
¥726
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

なないろ探訪記(1)

  • 著者名:日生マユ【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2022/01発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065242452

ファイル: /

内容説明

奈良の公園の池で偶然発見されたニッポンバラタナゴ(ペタキン)。とうに絶滅したと思われていた、その魚の発見は奇跡と称された。ペタキンの生育には、卵を産みつけるドブガイという二枚貝、ドブガイの幼生が成長するためのヨシノボリというハゼの仲間の存在が必要で、その生態系をまるごと維持していた奇跡的な池は「タイムカプセル」と呼ばれた。かつて、ペタキンの奇跡に魅了され、一心に研究を続けていた父親の面影を追って、少女・カナは家を出る。自然と環境、父の足跡をめぐって、とまっていたカナの時間が再び動き出すーー。小学校の学校医を描いた大ヒット作『放課後カルテ』の日生マユ、最新刊!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

もぐもぐ

5
3歳の時に家を出て行った父が死んだ。父は何を思いどう生きたのか、それを知るために中学生のカナは父の故郷奈良を訪れる。奈良の自然の中でニッポンバラタナゴの再生に情熱をかける大学生たちの中で、周囲とうまく折り合えず心を閉ざしたカナがどう変わっていくか今後が楽しみな1巻。「何がそこにいたのか何がいなくなったのか」我々が気づかぬまま絶滅していく生き物に思いを馳せた。2022/01/16

bittersweet symphony

1
3巻が出てる情報を目にして遅ればせながら日生作品の新作があるのに気付きました。いろんな年齢層の登場人物を丁寧に描写しているのは連載雑誌の性格の影響もありそうですね。2022/09/15

きむたん

0
父の死で、自分を捨てた父親のことを知りたいと大人を振り回しながら突き進む少女の話。生き物の生態系や外来種のことなどを交え、その研究に取り組む学生たちの奮闘、カナの家族の軋轢など、いろんなテーマが盛り込まれている。母親の言い種が気に入らないなぁ。2023/05/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19154680
  • ご注意事項

最近チェックした商品

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数5件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす