なないろ探訪記（５）

著者名：日生マユ【著】

講談社（2023/07発売）

• ISBN：9784065323861

内容説明

地元の中学に編入したカナは、早々に目を付けられ孤立確定するが、アヤとペタキンの広報活動をスタートさせる。レイから、どんな人も、どんな目的も、絡み合って創り出せる場所の大事さを聞いたカナは、父・渡が最期に生きた場所に思いを巡らす。

渡を知る仏師がかつて住み、渡が臨終の地と定めた山奥の地ーーカナは渡を看取った医師に会いにゆくーー！　＜感動の完結巻＞

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[bittersweet symphony]

医療関係の親族に「放課後カルテ」を読ませたくて再版されるのを待っているんだけれど一向に出ないですね。 「なないろ」ももうすこしポピュラリティがあって然るべきだと思うのですが…。多様性というのは似たようなジャンルの似たような本がたくさんあることではなくて、こういう作品がきちんと読まれていくような状況であるべきなのではないかと思います。

2023/07/15