平凡社ライブラリー<br> ウェイリー版 源氏物語1

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平凡社ライブラリー
ウェイリー版 源氏物語1

  • 著者名:紫式部/アーサー・ウェイリー/佐復秀樹
  • 価格 ¥1,408(本体¥1,280)
  • 平凡社(2021/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582766486

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内容説明

もっとも読みやすい源氏物語。ウェイリーのこの英訳によってGENJIは世界文学になった。それを忠実に日本語訳。うるさい敬語も、わからない歌もない20世紀小説・源氏を提供。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

28
今から千年もの昔、ここまで見事に心情の機微、人間の業を描いた小説が日本に存在したことに感動します。古文の授業では親近感が湧かなかった題材が、英訳を和訳する現代語訳により飛躍的に『楽しめる物語』になっています。某新聞で円城塔さんがオススメしていたのですが、読んで良かった!2015/08/05

かもめ通信

23
ウェイリーによる英訳『源氏物語』を日本語に訳したというこの本。おそらくは日本語から英語に翻訳される過程でそぎ落とされているものもあれば、英語圏の読者のために十二分に補われているものもあって非常に興味深い。十二単や直衣を身にまとっていなくても、たとえ平安調特有のあれこれがすっかりそぎ落とされていたとしても、舞台が日本でなくっても、この話は物語として間違いなく面白かったんだ!とあらためて気づかせてくれた。2016/06/08

おおとろ

5
☆☆☆☆☆ ハードカバーの新刊を4冊買い直して、もう一度読んでからレビューを書く。2019/11/20

shou

4
ウェイリーが古典独特の言葉や文化をどう訳したのか、或いはあちらのどんな階級概念に当てはまるのか(を日本語でw)知りたかったのだけど、思ったより和訳に戻されている印象。それでも空蝉がスカーフを落としたりするのが面白い。2013/10/17

人民の指導者

0
これは面白い! 内容は今更僕が書くようなことではないが、原文や日本人の訳のような日本語文化の縛り(敬語とか空気とか世間とか…)がなく、逆に英語文化の中で読むことができる。英語で外国人と喋っている時の、あの世間からフリーな感じが読んで味わえた。英語の文化を意識したり、逆に日本語の文化を相対化したりするのに使える本。2011/06/16

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