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内容説明
君の大声を届ける時が来た!完結!!
超絶ローテンポな人生を送る超絶地味OL・高橋かすみ30歳。
偶然にも劇団『オカピの頭』主宰の作井望に声を掛けられるが、
役者としてではなく単なるお手伝いとしてだった……
「舞台に立ちたい」
「自分自身もキラキラと輝きたい」
夢が膨らむのをとめられない高橋かすみ。
演技力を磨くためにはひたすら実践あるのみと考え、
家族代行サービスで働きはじめる。
けれども、演劇からどんどん遠ざかっていく毎日……
ピカピカに磨かれていくのは、
舞台で演じたいという気持ちばかりだった……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
笠
1
3.5 新刊読了、完結。レンタル地味な人で地味に演技と人生経験を磨きつつ、最後は会社をやめて自費で劇場を抑えてシンデレラを開演。シンデレラに始まりシンデレラに終わったストーリーだが、ラスト、フィクションらしく主人公自身のシンデレラストーリーが始まるというわけでもなく、表面的には最後まで地味なままで終わったなぁという印象。ただ、主人公自身の成長という確かな収穫が示されるラストには、「たとえシンデレラになれなくても、自分自身が人生の主役なんだ」というメッセージが込められている気がした。2021/12/18