ビッグコミックス 君の大声を聞いたことがない（２）

著者名：くれよんカンパニー【著】

小学館（2020/04発売）

• ISBN：9784098606085

内容説明

舞台に見せられた地味OLの数奇な青春譜！

夢はぼやけるものだと諦めて生きてきた。

スポットライトが当たる人はいつも決まっていると思っていた。

誰かの脇役でしかなかった超絶地味OL・高橋かすみが、

劇団『オカピの頭』に雑用係として入団。

母親の猛反対、劇団の消失、公演中の大珍事……

トラブル続きの毎日だけれど、

嬉し涙が悔し涙よりも温かいと知った時に

これまでの人生にグッドバイと告げた。

人生は一度きりだ！！

高橋かすみ、初舞台に臨む！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[はっち]

既刊がまだ2巻までなので早速購入　最近はかすみのお母さんのような人も多いみたいですが・・・よほど過去に演劇人に嫌な想い出があるのかな？でも少しずつ自分の人生を歩き始めるかすみ　すずちゃんも思ってたより嫌なやつではなさげでこれからの2人が楽しみ　かすみよ！ガラスの仮面をかぶるんだ！

2021/02/17

[笠]

3.5 積読消化。前半は演劇にのめりこんでいく主人公と、辞めさせたい母親のバトル。母親の過保護過干渉ぶりは度が過ぎており、毒親と言って問題のないレベル。勝手にスマホいじって着信拒否するのはありえない…娘の交友関係に口を出したくなる気持ちはわからないでもないが、小中学生じゃなくて三十路だぞ。その後公演は一応の成功を収めるが、座長の逮捕によって劇団が解散。落ちぶれた座長と偶然再会したかすみは甲斐甲斐しく面倒を見るが…ダメダメ、そういうのに関わっちゃ…そういうアンテナが死んでるのも元を辿れば多分あの親のせい。

2021/09/23