内容説明
精霊王のエレと旧知の仲である『代行者』へ会いに行くため、大陸各地へ赴き精霊樹の差し木をすることになったチェルシーとグレン。マーテック共和国へ向かう傍ら、チェルシーはミカの里帰りも兼ねてラデュエル帝国を訪れ、歓待を受けることに。【種子生成】の力で以前帝国を救ったことから表彰されたチェルシーは、植物に関する特別な書物を贈呈される。こうして獣族の仲間に迎え入れられ、美味しいご飯に舌鼓を打ったチェルシー達は、いざマーテック共和国へ!
不自然な魔力の枯渇によって疲弊した大地を目の当たりにした一行は、人々のお願いを聞き早速精霊樹を植えようとするが……そこに再び、チェルシーを狙う黒服の男性たちが現れて!?
間一髪でチェルシーの危機を救ったのは、マーテック共和国で子どもを守ると言われる霊鳥シームルグ。その巣でひとり保護されることになったチェルシーは、伝達の精霊の力を借りてシームルグと交流を図り……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nishiyan
17
精霊樹の挿し木をするために各国へと赴くことになったチェルシーたち。ミカの里帰りを兼ねてラデュエル帝国に立ち寄り、歓待を受けるなど楽しい旅を満喫するのだが、目的地マーテック共和国で騒動に巻き込まれる第4巻。自分を連れ去った霊鳥シームルグや伝言の精霊と仲良く交流するチェルシーが逞しさとスキルの無双っぷりを発揮する中、愛しい人を襲った略奪劇にグレンが見せた慌てようにはニヤニヤが止まらなかった。そして称号ではなく、二つ名を得たチェルシーが困惑する姿も可愛らしい。次の国ではどんな種子を生み出すのか。次巻が楽しみ。2021/11/25
TcodeF
4
一冊まるっとマーテック共和国編。霊鳥はおばあちゃん?伝達の精霊も進化しました。あと二国はそもそも名前が・・・2022/11/07
miyukiorihara
3
読了! チェルシーちゃんはどんどん成長するし、色んな種は作り出すしで目が離せない! そして久しぶりのラデュエル帝国のロイズも出てくるし、ラデュエル風の衣装のチェルシーとミカが可愛かったです(・∀・)ニヤニヤ2021/11/26
みょろん
2
種子生成が万能過ぎる。二つ名が色々ついてきた。2022/05/06
Ohtsuka Yuu
2
Web版既読だけど,もう別物ですね.タガが外れたチェルシーのスキル無双.素直によかったね〜と思うけど,ほんと何でもできちゃうスキルだよなぁ.2021/11/28