ガガガ文庫<br> 霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない

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ガガガ文庫
霊能探偵・藤咲藤花は人の惨劇を嗤わない

  • ISBN:9784094530421

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内容説明

その少女は「かみさま」のなりそこない――。

藤咲藤花の元に訪れる奇妙な事件の捜査依頼。
それは「かみさま」になるはずだった少女にしか解けない、人の業が生み出す猟奇事件。

人の姿を持ちながら幽世のものに触れる異能をもつ彼女は、事件の解決に自分の居場所を求めて歩む。
そして、その隣には「かみさま」の従者として彼女を守る役目を負うはずだった青年・藤咲朔の姿が常にあった。

数奇な運命のもとに生まれ――そして本来の役割を失った二人は現世の狂気のなかで互いの存在意義を求め合う。
これは、夢現の狭間に揺れる一人の少女と、それを見守る従者の物語。

※「ガ報」付き!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

41
幽世のものに触れる異能をもつ藤咲藤花が、かつて従者だった青年・藤咲朔とともにもたらされた事件解決に挑む物語。「かみさま」になり損なった結果ニートと化して霊能探偵の看板を掲げる藤花と、彼女に寄り添いお世話する朔。そんな二人が挑む内蔵落下連続殺人事件、誰かが殺されると予告する少女の真意、見えない友達の真実、人魚姫の自殺の悲しい真相、元「かみさま」候補たちが次々と殺される理由。二人のゆるいやりとりとシリアスな事件のギャップがなかなか効いていましたが、過去に向き合って乗り越える二人の絆がとても印象的な物語でした。2021/11/17

しぇん

24
綾里先生の真骨頂。グロテスクだけど美しさと哀しさ。それに優しさと狂気が入り混じった物語でした。かみさまになり損ねた少女たちのあり方は辛いものがありましたが、それでも進もうとする藤花は可愛らしかったです。物語も美しい終わり方していますが続くのでしょうか?2021/11/20

ツバサ

24
幻想的な描写と普段の日常の描写が良い感じに書き分けられていて、主人公とヒロインの関係性だったり、一緒にいる背景が想像しやすくなっていました。ミステリー要素はほんのりあり、事件の中身やそこに至るまでの過程に驚かされました。終盤に主人公、ヒロインの秘密が明かされて、上手く1冊にまとめられていたなと。続いて欲しいけど、ないのかな。ブログにて→ https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2021/11/19/2100002021/11/19

のれん

21
まさに作者のファンなら買いの一作。 デビュー作の『B.A.D』からキャラの過去を変えたぐらいで主役のキャラ位置がほぼ同じという、現代作としてリメイクもしくはリブートと言うべきかもしれない。 藤花は結構俗な性格だが、底にある闇深さは中々なもの、ミステリという訳ではないけど、登場人物の狂いっぷりと残酷で詩的な描写はまさに圧倒的な世界観。 「かみさま」は最早舞台劇の世界だ。異能力の説明が端的な所は引っかかったが、意味など求めない純粋な恋が胸を打った。 血と臓物と幻想恋愛が好きな同士なら必ずや好むであろう作品。2021/11/21

げんごろう

15
“かみさま”になれなかった少女と元従者の青年。 人の死を扱っているので全体的にシリアスではありますが決して不快ではない。 猟奇的だけど何処か神秘的な世界観に魅了されました。 なにより藤花が可愛いかった。 食にアグレッシブな僕っ娘最高ですね。2021/11/27

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