集英社文庫<br> 梟の来る庭 めおと相談屋奮闘記

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集英社文庫
梟の来る庭 めおと相談屋奮闘記

  • 著者名:野口卓【著】
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • 集英社(2021/11発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087442960

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内容説明

見合いに失敗し落ち込む幼馴染の完太のため、信吾と波乃が一肌脱ぐことに(「恋患い」)。四年に一度の参府で江戸に滞在している阿蘭陀人が連れてきたという珍しい鳥を何とか波乃に見せてやりたいと考えた信吾は……(「梟の来る庭」)。これまで仄めかされてきた、波乃の世話係モトの意外な素性も明らかに。軽妙洒脱な会話を楽しみながら、登場人物たちと喜怒哀楽を共有できる。痛快・爽快な青春時代小説。

目次

恋患い
梟の来る庭
蚤の涎
泣いた塑像

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らび

32
波乃さんが凄く相談屋としてしっかりしてきた。確かまだ19歳か20歳でしたよね。信吾との役割がまさに「割れ鍋に綴じ蓋」モトさんの過去は思いのほか壮絶だったのですね。凄い女性です。梟やカワウソなど今回は結構動物との会話がたくさんあって、そうだ。信吾ってはなせるんだった・・と思い出しました。2021/10/10

サケ太

16
二人の掛け合いも依頼へのコンビネーションも完璧。相変わらず様々な依頼が持ち込まれるも、危なげを感じさせない。良い話。2021/09/29

onasu

11
信吾の嫁取りに触発された竹輪の友の見合いの後の顛末を描いた初編、時折庭の梅の木に訪れては信吾と話していた梟の福太郎がもたらした話しの二編目、そして、信吾の連れ合いとなった波乃に料理を教えるため、実家より遣わされていたモトが戻ることになった四編目と、新シリーズになっての懸案総浚いの感の通算十巻目。そんな合間の三編目には、少しお久の軽いやっとうが挟まりバランスも好し。  野口さんの作品の中でも続いているのは、間口が広いのが奏功しているのか。乗っている間に、行けるとこまで行ってもらいたいものです。2022/07/29

ミド

11
今回は将棋の話が少なめで信吾と波乃の仲良い姿を堪能できた。幼馴染のために波乃が力を貸す所はめおとならではだと思う。そして波乃の世話係であるモトの過去話も良かった。でもずっと波乃の側にいる人だと思っていたのでいなくなってしまうのは残念。春秋堂に戻っただけだからこれからも出番があるといいな。2022/03/17

kankan

6
信吾と波乃が補い合う見事なコンビ。 モトの過去、梟の話しなど、ほっこりする話が満載。 一気読み。2021/09/22

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