ハヤカワ文庫ＮＶ ハンターキラー 東京核攻撃 上

著者名：ジョージウォーレス【著】/ドンキース【著】/山中朝晶【訳】

早川書房（2021/10発売）

• ISBN：9784150414870

内容説明

核兵器をめぐる北朝鮮の陰謀。その目的とは？　潜水艦部隊司令官のワードが危険なミッションに挑む。大好評のシリーズ第三弾

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[くたくた]

ハンターキラー3作目。今回は日本も舞台に。横須賀基地の旧大日本帝国海軍司令部だった洞窟が米軍の司令部に転用されている描写に心がざわめく。ジョン・ワードの息子は海軍兵学校の四年生でグアムで潜水艦乗務実習に。子供が手を離れた妻のエレンは大学の植物学の研究に戻って、タイで学生を引率して野生の蘭の植生調査に。フィリピンではイスラム超過激派の武闘集団が世界を核戦争に導く事を画策し、北朝鮮では老軍事指導者がやはり核戦争を仕組む。これにアジアの麻薬王の親子の確執が絡み、麻薬捜査官キンケイドもフィリピンで隠密捜査中。

2021/11/20

[わたなべよしお]

　今作も好調ですね。とても面白くて文句はないんだけど、登場グループが多すぎるかな。米国と北朝鮮、イスラム狂信者のテロリストの三者ぐらいにしておいた方がよかったような。アジアの麻薬王とその親子の確執なんて、ところまでは必要なのか。下巻まで読んで判断します。

2021/11/26

[かんとり]

ハンターキラー3作目。　「東京」「核」など物騒なタイトルだか。 潜水艦描写はここまでは薄目だな、麻薬にイスラム狂信者、お隣の北キムさんも絡めて、 スケールはデカそうだが、果たして？ 前2作を凌駕する内容を期待。

2022/04/08

[大阪たまき 2]

ムスリム、北朝鮮、麻薬組織の内紛。三つ巴で、導入部分が長い

2022/05/03

[無添]

イスラム武装組織の首領はイスラム統一国家を建国するため､北朝鮮に一億ドルを支払い､ロシアから核魚雷2本を密輸させた。

2022/03/26