ハヤカワ文庫NV<br> ハンターキラー 潜航せよ 下

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ハヤカワ文庫NV
ハンターキラー 潜航せよ 下

  • ISBN:9784150414504

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内容説明

着々と進むロシア海軍提督のクーデター計画。ロシア領に潜入するアメリカ海軍精鋭たちは、提督の野望を阻止できるのか。元原子力潜水艦艦長と気鋭の作家が放つ大型エンタテインメント。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つねじろう

77
基本乗り物はなんでも好きだけど潜水艦は嫌だ。まず窓が無い。TVや映画によると停電はしょっちゅうだし海水は吹き出すし放射能も漏れたりする。それに魚雷は確実に向かって来るそれも何本も。危険極まりない。これもそんなお話し。老害のロシア海軍の提督がクーデターを起こし世界を恐怖に陥れ、正義のアメリカがこれを救うという何時もの感じ。確かに様々な戦闘シーンは迫力あったりするけど、欲張っていろんなネタ突っ込み過ぎるし、24みたいにシーンがバンバン変わるから読んでてかなり疲れる。映画で充分かなぁて。よって映画を観に行こう。2019/04/03

くたくた

57
下巻に入り、ビーマン率いるSEALsの任務はどんどん難易度が上がってくる。ちょっと昼寝している暇にそこらを散歩してロシア大統領を奪取してこい。そして彼らを迎えにくるグラスの潜水艦〈トレド〉も、狭いフィヨルドの中で対潜艦3隻+ヘリ一機を相手に戦い抜く。一方海上のイージス艦で前線指揮をとるワードは、ロシア原潜を密かに追いつめる。ロシア駆逐艦vs米原潜、米巡洋艦vsロシア原潜。いずれも経験値の差が勝負を分けたか。他方米証券市場を舞台にした民間パート、もっと本筋に絡んでくるのかと思いきや、ほとんど絡まずに終了。2021/11/16

猿吉君

28
映画は観ていない状態で読みました。①元潜水艦に乗っていた人が書いているので潜水艦メインのパートは非常に緻密な描写で臨場感があって面白かったです。②株パートは最後まで馴染めませんでした③後半の激戦になってからをもっと長く重厚に書いて欲しかったです、私には「え?残り枚数こんなに少ないの?」と後半の20%があっさり目に感じました。④この作品実はシリーズ2作目で1作目の麻薬戦争の話も読んでみたくなりました。点数75/100→全体的にちょっと惜しい佳作という印象2020/06/08

わたなべよしお

28
 かなり面白かった。欲を言えば、軍事モノなのだけど、政治モノか経済モノか、マフィアモノかイマイチ、焦点が定まらないところが不満だった。盛りだくさんといえば、盛沢山なんだけど、映画化されるらしいけど、相当、焦点を絞った作りになるのではないか。2019/03/22

ダシポン

24
★★★★☆上巻の壮大な前置きによって、下巻は怒涛の展開となった。潜水艦、イージス艦に証券詐欺も絡めて、張った伏線が一気に回収される。ただ多少ご都合的な部分もちらほら。でも十分楽しめる。ロシアの二人のエピローグは嫌いじゃない。ところで、本書はなんと二作目のようである。続編と思われた最後の任務が先に出版されていたようだ。道理でストーリーに思い入れがあるなぁと思っていた。順番に読みたかったと思った解説だった。これから映画も見てみよう。2021/06/21

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