内容説明
ロシア海軍提督がクーデターを画策。アメリカとの緊張状態を作り出すため、自国艦とアメリカ原潜を撃沈する。急を知った米海軍は原潜をロシア領海へ急行させ、さらに提督配下の潜水艦基地へ特殊偵察部隊を潜入させる。その彼らの目前で思わぬ事態が! 世界を揺るがすクーデターを阻止できるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つねじろう
66
子供の頃悪い事をしたら良く押入れに閉じ込められたから狭くて暗い所は嫌い。よって潜水艦の話しはとても怖いから怖いもの見たさで好き。感想は下巻で。2019/03/27
Panzer Leader
55
今回は潜水艦パートがメインのため面白い事この上なし。但し前作同様悪人側の描き方が類型的と感じるが、まあ潜水艦を慈しむ小説なんでこれでいいかも。過去のロシア復活を目論む海軍提督の人物造形が酷いが現状はこれ以上悪いというのが笑えない。2022/03/04
くたくた
55
SASを「空軍特殊部隊」と訳す痛恨のミス。SASは特殊空挺部隊で陸軍の精鋭中の精鋭。小説での登場も多いが、たとえばリーバス警部は訓練落伍組、マクシム少佐は2期を務めあげた錬達の兵士。そのほか多数。あと、大尉を「若い下士官」としているのは誤訳か脱字か?下士官と下級士官、一字あるかないかで大違いだ。なおいずれもストーリーにはまったく影響はない。共著者の一人がもと原潜の艦長なだけに、原潜内のあれこれや人間関係の描写は精緻で非常に魅力的。その分敵役が平凡に見えてしまうのは前巻の『最後の任務』と同様。2021/11/09
くたくた
44
間をおかずに再読です。前のレビューで間違い。 ジョン・ワードは大西洋潜水艦隊の司令官の一人で、第6戦隊を指揮しているようだ。やっぱりワードが好きだなあ。2021/11/15
てつのすけ
38
映画の予告をみて、映画をみたいと思っていた。たいてい、原作を読んでから映画をみるので、今回も原作を読んでいる。さぁ、この続きを早く読もう!2019/10/07