角川文庫<br> 虚談

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角川文庫
虚談

  • 著者名:京極夏彦【著者】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • KADOKAWA(2021/10発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041115411

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内容説明

小説家の「僕」は、人からよく相談を受ける。ある同窓生は「13歳のときに死んだ妹が、年老い、中学の制服を着て現れた」と語った。だが僕の記憶と奇妙な食い違いがあり――。常識を覆す全9篇の連作集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデキ

56
物語の中に必ず嘘が入っている という前提で語られる「怪談」 プロのホラー作家が書かれた「実話怪談」風の物語 京極さんが、今の実話怪談ブームに何か言いたいんじゃないかな?? なんて考えながら読んでしまいました2023/08/07

優希

54
現実の価値観が揺らぐような感覚を味わいました。京極さん本人と思われわる「僕」のもとに寄せられる多彩な話。それぞれに隠された「虚」が存在する。短編なので重すぎず軽すぎずで読みやすいです。2023/03/14

キナコ

46
嘘と分かっていてもぞわりとする話。全ての話の終わりが嘘か本当か。嘘と思っている方がある意味幸せという。全10話の短編。個人的には『クラス』が印象的。途中から明らかにおかしいと分かっていても、本人にとっては事実という曖昧さが魅力的。京極さん=分厚い本というイメージだが、短編も楽しめた。2023/12/25

ミーコ

32
久しぶりの京極さん、最初の話から 言い回しが面白くてクスッとしながら読んでました。短編集ですが、全て嘘?虚でしかない 不気味な感じのお話でした。信仰宗教にハマったオジサンの話「ベンチ」が強烈でした。2022/07/04

25
最初の話、レシピのラストには思わずはぁ?と声が出てしまった。まんまと騙され?ました。一話一話は読みやすいけど、段々飽きてきてしまった感も否めない。それでも京極夏彦とてもいいです。2022/09/17

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