内容説明
江戸・湯島で縁切り状の代書をする「縁切り屋」を営んでいるお糸。人の別れがもたらすのは悲しみだけではないとわかり始めたが、稼業への違和感は未だ消えずにいた。絵の師匠と弟子、横暴な口入れ屋と若い衆、姑寄りの夫とその妻、自刃ばかりする娘と振り回される友、なさぬ仲の男女など様々な別離に心は乱れて――。幼なじみや糸に思いを寄せる者も登場し、ますます目が離せない青春時代小説。
目次
第一章 カラス
第二章 かんざし
第三章 はちまき
第四章 剃刀
第五章 かまぼこ板
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
60
花村萬月さんの大絶賛解説付き。ほんの少しファンタジーもあり猫も登場する楽しいシリーズ。花村先生程読解力のない私にはお糸さんの透明感がいま一つ伝わらないけど、でも可愛い女の人だから私としてはそれで良しとしよう。幼いころのトラウマが強烈なマザコン男を作ってしまったんだろうか、藤吉さんの今後に期待(猫ばかのままでもいいですし)2023/10/01
み
18
シリーズ2作目、皆さんキャラが好きです。実在したら、うざくてヤですが、読む分にな奈々さんイイです。シリーズ読み進めます。2024/07/02
ごへいもち
13
奈々が好きになれなくて、このシリーズはもういいや2023/10/20
うぇい
9
シリーズ物の2作目から読んでしまいました。 自分には縁を切られた者の心の残った生霊が現われるという設定が解り難い様に感じた。それ以外は結構良かった。 德川300年の太平の世でも、庶民は相次ぐ大火があってお救い小屋が置かれたりして、が背中合わせだったのかもって思ったりしました。 文庫の解説が花村萬月さんなんのはビックリでした。受賞された新人賞の選考委員っだったみたいですね。泉ゆたかさんって女性なんですんね。先日ラジオの書評コーナー泉さんがで取り上げられているの聴きました。注目され始めているのかな。2023/11/23
yabuhibi89
7
図書館蔵書。シリーズ第2弾。2025/04/14




