内容説明
たっくんには、怖い道があります。お母さんにおつかいを頼まれたのですが、スーパーへの近道が、怖くて苦手な道です。震災や紛争によってPTSDを持つ子どもたちのために研究された、認知行動療法を基にした、安心につながる絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
48
小さい頃には誰しも怖くて通れない道があったのではないか。私もそんな道があった。暗いし、ジメジメした場所。でも年をとるにつれて大丈夫になる。勇気も大事だが、自分が怖いと思ったら無理しない事も大切に思う。2021/05/30
たまきら
30
夕方になると真っ暗になる並木道を、登下校で利用していました。…学校からは禁止されていたんですが。お墓の横の細道を抜け、並木道を過ぎると自衛隊の廃棄物を山と積んだ場所があり、放し飼いにされている犬が怖かった…。そんな思い出があるのでこの子の怖い道にはあまり共感できなかったのですが、あんまり怖くしちゃったら克服本じゃなくてトラウマ本になっちゃうもんね。2022/05/19
ヒラP@ehon.gohon
26
子どものための認知行動療法という、難しいカウンセリングの絵本のように思って、本を開いたら拍子抜けしてしまいました。 お買い物を題材に、恐怖感の克服事例を描いています。 いくつかの偶然を理論的に解説されてみると、子どもの心を解放するきっかけは色々と有りそうです。2022/05/07
遠い日
11
子どもの認知行動療法の絵本。怖い、苦手、どきどきする、そんな子どもの気持ちを「安心」に変えるプログラム。気持ちを落ち着かせ、大丈夫と認識させるためにできること。自分で身を守るために、知っておくといいことだと思います。2021/02/12
ユコリロ
1
「認知の歪み」をどうやって適正に戻していくのかが、読んでいる子どもにも分かりやすく届きやすい内容。自分の子ども時代を振り返ると、同じ様に考えていたことがあるなぁと、こういった考え方をすればよかったんだ…と有用な本である。2024/08/07
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