内容説明
迫りくる薩摩の刺客、二番勝負!
人吉城下に戻った空也は、タイ捨流丸目道場に加わり、稽古に励む。山修行を思い立ち、平家の落人伝説が残る秘境へと向かうが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
65
空也十番勝負・決定版「恨み残さじ」2巻。空也と眉月姫そしておこんと三人一緒に革袋のお守りをみたいですね。次巻空也は、どの地にでどのような勝負をするのか楽しみです。2021/12/26
yamatoshiuruhashi
43
表題と全く異なりますねぇ。「尋常の勝負」であった筈の示現流・酒匂兵衛との前巻最後の勝負が遺恨となり次々に命のやり取り。薩摩の剣客はそんなに狭量なのか。作者は何か薩摩に含むところがあるのか。それはさておき、剣豪小説として楽しめる。2021/09/03
だいゆー
3
(^^)/2021/09/02
やまたか
1
肥後人吉に戻った空也に薩摩示現流の恨みが襲いかかる第二番勝負。一方、江戸では薬丸新蔵が尚武館道場に磐音を訪ねる。空也と眉月姫は再会できたが、空也と新蔵が再び稽古をする機会はいつか訪れるのだろうか?2022/07/29
ks3265
1
空也の2番目の勝負。人吉での戦い。薩摩の恨みは深いし、執拗だ。肥後の隠れ里。人間の欲が人を裏切る。いつの時代も。でもあくまでも清廉な空也の人柄が人に慕われ、助けられる。やっぱり育ちと育ちの良さが表れている。眉月姫にもあえて良かった。空也はどこへ行くのか?2021/12/01