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内容説明
父を早くに亡くし、母が過労で入院してしまったため、親戚の「風間家」で過ごすことになった水内洵と妹の沙菜。二人の姉妹が訪れたその家は、地元の人たちが「風の館」と呼ぶ古くて大きな日本家屋だった。風にのって聞こえる笑い声、「風間洵吾」という幽霊、二本足で立ち、しゃべる猫たち……。日がたつにつれて、館の謎は深まるばかりだった。
そんなある日、妹の沙菜の姿が見あたらなくなる。風間家の長男・千夏と一緒に母屋を捜索する洵。納戸の奥へと続く隠し階段を下っていくと、その先は幽霊の洵吾と出会った和室につながっていた。そして、とまどう二人の前に、「風の館」の主・琴音と沙菜が現れた。安堵した洵は、沙菜が納戸でなくしたという髪留めを取りに引き返す。
しかし、そこで待っていたのは、動きだして洵に襲いかかる鎧武者! 驚きと恐怖で逃げだした洵は、足を滑らせ階段を転げ落ちてしまう……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
44
子供が見る世界を大人もしっかり見つめ直せ!と言うところでしょうか。目に見えるものだけが世界じゃないと、見えなくても聞こえなくても触れられなくても存在する世界があると。それを怖がるのでなく受け入れる度量?度量じゃないですねぇ・・感受性でしょうか。子供向けの本って年とってからでも素直に受け入れられる・・子供返りしてきたのでしょうか(#^^#)。2022/06/18
チアモン
43
シリーズ第2段。今回もあっという間に読了。あさのさんの児童書はちょっとくどいところもあるけれど、今回作品はちょっと違う。洵たちはすごいなぁ。私もこんなすごいことをしてみたい。さて、続きはどうかな?次巻へ。2019/02/09
ぶんこ
25
1時間で読み終えてしまいますが、面白くなってきました。 私も不思議を見られたり、話せたりしたかった。 カラスをやっつけるところなんか、イエ〜イ! って感じで気持ちよかったです。 洵ちゃん凄い。 続きが楽しみです。 すぐ読み始めます。2015/01/20
喪中の雨巫女。
9
《私-図書館》風の館は、ますます謎が深まってきました。洵たちが、どうなっていくんだろう。続きが読みたくなりました。2013/10/17
kanon
5
「自分たちの目で見たことは、誰がどう言おうとちゃんと信じることができる」なかなか難しいけれど、そうやってしっかりと自分で考えることはとても大切なんだと思う。あさのさんのお話は、ついつい逃げ出したくなるようなことに、ちゃんとしっかり見て向き合いなさいとぐっと後ろから支えられ、その先が、いろいろなものが混じり合ったものだとしても怖いだけじゃないでしょうと、教えてくれるような気がします。2013/08/08
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