高校生しなくてもいいこと 学校、友だち、自分に悩むあなたへ

著者名：渡辺憲司/小林実

旺文社（2021/08発売）

• ISBN：9784010500453

内容説明

もっと自由に！　思い込みを捨てたら楽になる。ガマンしているすべての高校生に贈る禁断の書です。



高校生が面倒、ウザいと思っているけれど、「しなくてはいけない」と思い込んでいることをアンケートをもとに分析しピックアップしました。

それに対して、50年を超える教員生活を送った渡辺憲司先生が、「そんなこと、しなくてもいいんだ」と優しく心に残る言葉でアドバイスしてくれる、いわば心のビタミン的な本となっています。



「変な校則は守らなくていい」、「クラスメートと無理に仲良くしなくてもいい」、「夢はなくてもいい」など、さまざまな学校で教えてきた経験を持つ、大ベテランの先生だからこそ言える思い切った言葉と、優しさにあふれたそのアドバイスに、必ずやあなたの凝り固まった心がほぐれてくるのを感じるはずです。



なんだか心がつらくなった時に、気楽な心持ちで寝ころびながら読んでみてください。

読み終わったときに、きっといつもの日常が違う景色に見えてくるはずです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[シロクマぽよんぽ]

先生は絶対ではない。クラスメートと無理に仲良くしなくてもいい。夢はなくてもいい。無理して大学に行かなくてもいい。彼氏彼女ができなくてもいい…。本当にその通りだと思う。大人も必読。

2021/08/31

[必殺！パート仕事人]

70代後半の先生がこの本のようなことを言うことについては「生徒から学んでくれたのね」と思うけれども、実際このように行動してうまくいくかは甚だ不信。少なくとも私に同じようなこと言われてた娘はあまりうまくいっていたとは思えない。「受け流していい」「大人の対応するしかない」というのが何度か出てくるけれど、それが難しいんだよ。 「勉強したくなる時が必ず来るから、その時は逃さないように」「SNSは日常的に不可欠になっていて、トイレや食事と同じく自分で管理する自覚が大事」というのは勉強になった。

2021/08/01

[正親町三条ペペ]

ぢぢいだからあえて言おう。ここまで軟弱になっているのか、いまの若者は。いや違う。大人が軟弱で、教えるべきことすら教えていないのだろう。もちろん自戒を込めて。

2023/08/09

[海戸 波斗]

旺文社どこを目指してるんだろ。執筆監修は教育界に50年以上携わってるから後期高齢者で現場感は薄い。現実に立ちすくんでいる未成年者に理想を語り夢を見て未来を進めと促す。これ、ファンタジーですか？夢は寝てみろ寝言は寝て言えってこういう時使うんだろうな。手にとって悪かった。角川に期待してる。

2021/06/25