著者等紹介
荒木和博[アラキカズヒロ]
特定失踪者問題調査会代表・予備役ブルーリボンの会代表・拓殖大学海外事情研究所教授・国家基本問題研究所副評議員長。昭和31年(1956)東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒。民社党本部書記局勤務の後現代コリア研究所研究部長を経て拓殖大学海外事情研究所専任講師。以後助教授を経て平成16年(2004)から教授。平成15年(2003)予備自衛官補(技能公募・朝鮮語)を経て予備2等陸曹任官(現在陸曹長)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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matsu04
27
荒木氏の初小説ということで、読む側が緊張してしまったが、読んでみると、架空の物語という体裁を採ってはいるものの、普段どおりの氏の主張が展開されていたので安心した。2016/08/24
雨巫女。@新潮部
6
《私-図書館》靖国神社にいる英霊を訪ねる戦死した外国の人々。今、おきている外交の問題をあらためて考えさせられる。2016/10/25
古本虫がさまよう
0
著者は特定失踪者問題調査会代表をしている。北朝鮮との戦闘で亡くなった韓国人兵士がなぜか靖国神社に…。そこには、「元日本人」で朝鮮籍で、太平洋戦争で戦死した「先輩」がいた。さらには、韓国との戦闘で亡くなった北朝鮮兵士も…。そのほか…。さまざまな「兵士」が靖国の場でさまざまな過去を回想していくという「おとぎ話」だ。リアルタイムの北朝鮮の社会も描かれる。餓死寸前の少女……。 大変意義深い「小説」だった。口先だけの人権弁護士や反戦平和運動屋に読ませたい本だ。 2017/06/17