講談社文庫<br> 黄昏の囁き 〈新装改訂版〉

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講談社文庫
黄昏の囁き 〈新装改訂版〉

  • 著者名:綾辻行人【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 講談社(2021/08発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/28)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065236857

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内容説明

あのとき、僕は何を見てしまったのか?

兄の急死に不審を抱いた医学生・翔二は、元予備校講師・占部の協力を得て事件の真相を追う。
「ね、遊んでよ」……謎の言葉とともに残忍な犯行を重ねる殺人者の正体は? 
翔二の心に封印されてきた幼い日の記憶の、恐るべき真実とは? 
「館」シリーズと並ぶ人気シリーズの第三弾、新装改訂版でここに。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナルピーチ

166
囁きシリーズ3作目。“緋色”と“暗闇”の独特な世界感に比べ、王道テイストの作風に囁きシリーズの型をはめ込んだ本作。前2作との共通の世界感である事を強調し、シリーズのテーマと言うべきその“囁き”が行間で異様な雰囲気を作り出し、仄暗い不気味さを演出してくれた。犯人も意外性のある人物で、その犯行動機は狂気じみた感覚に囚われてしまった様に見えた。そしてあとがきでは、シリーズ4作目について触れられていた。幻の4作目はあるのか?!期待を込めて、その刊行を待つこととする。2021/12/25

坂城 弥生

50
兄は自殺だったのか…??2021/12/23

たぬ

49
☆4.5 いつだって楽しませてくれる綾辻作品はこれで15冊目。今回も安定の面白さでした。実は死んでなかった? 遺族が復讐して回ってる? まさか祟りとかそんなんじゃないよね? などなどあれこれ想像しながら読みました。犯人に仰天&15年前の真相が悲しい。追い詰められたお母さんの気持ちを考えるととてもつらいな。2022/05/20

綾@新潮部

37
囁きシリーズ3作目。やっぱり囁きの部分のフォントと言葉が怖い。それでも、前2作よりは恐怖心が少ないまま、スラスラと読むことができた。今回もまた犯人を当てることはできなかったし、途中で変に納得してしまっていた自分がいる……。なんでこう幼い頃の記憶が絡んでくると怖いんだろうか。記憶があいまいな頃の出来事だからなのか。館シリーズも好きだけど、やっぱり囁きシリーズも好き。2021/10/30

mintia

37
犯人を推理しながら読んだのですが、全く外していました。物語にひきこまれ、サクサクと読むことができた。2021/10/29

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