内容説明
闇に包まれた神田川辺で五百石の旗本・松田庄左衛門とその従者が何者かに、斬殺された。八丁堀の鬼と恐れられる隠密廻り同心・長月隼人は、ひと突きで致命傷を負わす傷痕から、三月前の御家人殺しとの関わりを感じ、探索を始める。だが、隼人の前に、突如黒衣の二人組が現われ、襲いかかってきた。剣尖をかわし逃げのびた隼人だったが、『鴉』と名乗る男が遣った剣は、紛れもなく隼人と同じ「直心影流」だった――。戦慄の剣を操る最強の敵に隼人が挑む、書き下ろし時代長篇。(解説 細谷正充)
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