内容説明
刃向かう悪人を容赦なく斬り捨てることから,八丁堀の鬼と恐れられる隠密廻り同心・長月隼人。その隼人に南町奉行・筒井政憲より,江戸府内で起きた武士の連続斬殺事件探索の命が下った。斬られた武士はいずれも,ただならぬ太刀筋で,身体には火傷の跡があった。隼人は,犯人が己丑の大火の後に世間を騒がせた盗賊集団“世直し党”と関わりがあると突き止めるが,先には恐るべき刺客たちば待ち受けていた……。書き下ろし時代長篇,大好評シリーズ第二弾。(解説:細谷正充)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼニガメ
1
割りと初期段階で、敵の目論みに察しがついた。斬り合いのシーンは迫力あったけど、隼人に送られてくる刺客、半分でよかった気がする。2014/01/07
ひかつば@呑ん読会堪能中
1
鬼隼人と恐れられる凄腕の隠密廻り同心長月隼人が剣の技を見せながら事件を解決するお話。立合いのシーンは派手でスリリングだが、奉行が隼人に『手の余るなら斬り捨ててかまわん」と何度も言うのはいかがなものか。謎を追いかける過程で、あまり意味なく善人が殺されるのには滅入るし、全体のトーンも暗いなぁ。2012/10/29
犀門
0
#082★★★☆☆2016/05/02
キット
0
51点2015/02/16
しのさん
0
捕物帳にも慣れてきたか。しかし、カバーの絵は江戸時代人ではないよな。2014/03/27