つかまったのはだれ？

著者名：大津由紀雄/藤枝リュウジ

岩波書店（2021/07発売）

• ISBN：9784001163292
• NDC分類：K726

内容説明

鳥がうんだたまご，たまごからかえった鳥がうんだたまご，鳥がうんだたまごからかえった鳥がうんだたまご，…どこまでいってもきりがありません．文をつぎつぎつないでいくと，それだけくわしい文になるけれど，だんだんこんがらがってきます．頭をクラクラさせながら，ながーい文とにらめっこ！※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており，タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています．また，文字だけを拡大すること，文字列のハイライト，検索，辞書の参照，引用などの機能は使用できません．

目次

鳥のまえにはたまごがあってたまごのまえには鳥がいる。そのまたまえにはたまごがあってどこまでいってもきりがない。ことばのからくり、つぎつぎ文をかさねます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ほんわか・かめ]

これも積み上げ歌なのだろうか？【鳥がうんだ卵からかえった鳥がうんだ卵からかえった鳥が卵をうんだ】うん、これはわかるよ！　【どろぼうがコックさんがおまわりさんがしょうぼうしさんがだいくさんがたてたばかりの店から出した火事を消したホースをぬすんだのをつかまえた】【つかまったのはだれ？】うーん…わからーん！！〈1996/岩波書店〉

2022/01/19

[絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく]

ことばのからくりに ん？と思いましたが、音読するとなかなか面白かった。ラストの問題は考えるほど分からなくて、答えを読んでも…そうなの？と疑問符(笑)　子どもたちに読んでも、どうしてか答えられないわ(;^_^A

2022/02/01

[遠い日]

次々と文を重ねていく「積み上げ歌」のような要領で、ことばの意味がどんどん複雑になっていく。正直申せば、最後のお題の「つかまったのはだれ？」では、もう理解不能。どこがどこにかかっていくのか、残念ながらわかりませんでした。

2016/08/20

[たるる]

む、む。最後まではふむふむ読めたのだけど、最後の問題部分が難しくて答えを読んでもスッキリできず…悲しい。

2017/08/04

[憩子]

難しいよお。

2016/08/27