内容説明
未来を知る『時渡り』の力で国に尽くしてきた子爵令嬢・エマは婚約解消の翌日、15歳の過去に戻ってしまう。
2度目の人生、国の犠牲になるのはもう終わり! 幼い頃の夢・侍女になると決心したエマの前に現れたのは、隣国の謎多き公爵・グレン。
「俺は無駄なことはしない」冷たい言葉とは裏腹に、優しく触れてくる彼に惹かれるエマだけど、彼はある「秘密」を抱えていて――。
魔法のiらんど大賞2020小説大賞特別賞受賞作!
巻末には、グレンとエマのケンカからのちょっぴり甘々な仲直りを描いた描き下ろしエピソード「休暇への誘い」、さらには茲助先生の美麗なカバーイラストを特別収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミグ
6
未来にそして過去に渡れる力をもつヒロイン。 そんなヒロインをヒーローが献身的に影で表で支える。 時間軸が未来過去現在と動いて繋がるのは分かりにくくもあり面白くもあり、、なんか残念な感じもwもう少し丁寧に書いて欲しかったかな 後書きで作者も言っていましたが、直接的な言葉を使わずに溺愛を表現したかったようで、それがキュンがなくちょっと糖度が物足りなかったかな2022/06/25
十六夜
3
魔法があるファンタジー世界。ヒロインは子爵家の生まれで時の能力を持つ。時の能力者は国王の命令でちょっと先の未来を見る役目を負っている代わりに、期限がきたら能力をなくしてしまう。なのである貴族子息に嫁ぐことが決まっていた。が、そいつが別の時の能力者に惚れて婚約破棄を言い出す。腹立たしい中で隣国の王子がやってきて手にキス。驚いてふて寝して、目覚めたら学園入学日に戻っていた、というはじまり。せっかくやり直せるなら憧れの侍女の職業を目指そうと奮闘するという。過去と未来の話しがごっちゃでくるので把握が大変だった。2021/08/24
くまくま
2
侍女への奮闘振りシーンが少ない2021/10/22
菊地
0
うーん、「侍女」に憧れる動機付けが弱い気がしますね。2021/08/17
リオン
0
徐々に明かされていくグレン様の想いにドキドキしました! 存在しないことになってしまった過去から続く2人の関係の変化と、滲み出るグレン様の愛がおしみなくエマちゃんに向けられていてキュンです🥰!!! ひたむきに想い続けるグレン様、大好きです✨✨2021/07/05
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