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内容説明
若者達が命を投げ打っても戦局は打開できず、日本は運命の8月へ。知覧に実在した『富屋食堂』をモデルに描く哀切の物語。日本で一番長く、哀しき夏が、万感あふれ描かれます。涙あふれ、ホタル帰る、最終巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
49
最終巻。悲しい。この漫画は1巻から最後まで涙が止まらない作品でした。戦局悪化、知覧空襲、沖縄戦、広島長崎への原爆投下、食糧難。この国は、どこでどう道を間違えたのか。間違いを正してくれる人が何故いなかったのか。上層部のせいで命を落とした若者たちがどれほど多いかと思うと不憫すぎて悔しすぎる。終戦間際の特攻隊員は学徒が多かっただけに、もっと平和な日本で、家族と離れることなく生きたかっただろうなと思います。知覧にはまだ行くことが叶っていません。死ぬまでには絶対に訪れ、御礼が言いたいたいと思います。2021/08/08
akihiko810/アカウント移行中
18
4巻完結。「戦争めし」作者が描く、特攻兵の青春×食堂めし。鹿児島県知覧の「幸福食堂」。陸軍飛行学校ができたことにより、幸福食堂は陸軍指定食堂になる…。7/10点 戦争によって、すべての人間の運命が変えられてしまった。日本は敗戦を迎えるが、それに至るまでにどれだけの犠牲があったのか、言葉にできない。2022/08/11
じょり
9
最終巻 悲しい、虚しい思いしか残らなかった先の大戦。もし勝ったとしても素敵な未来が待っているわけもなく。なんの為に辛い思いをして過ごしてきたのか。過去の過ちを知り、平和の大切さ、戦争の無意味さを後世に伝えていく必要を感じた。玉音放送のあとに資料など処分する動きがあったことは知らなかった。遺書や資料が残っていることはすごいことなんだな。2021/07/24
糸文
4
★★★★☆2023/12/02
kaharada
3
ずいぶんと長く戦争続けてしまったんだなあ。武運は我にあり、とか、運と勢いでやってきてしまってるとこがツライなあ。2021/08/27