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内容説明
特攻の町・知覧にある小さな食堂。そこには、特攻兵となり出撃してゆく少年飛行兵が集まってきました。彼らと食堂の家族が繰り広げた優しくて儚い物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
41
知覧の富屋食堂が基になっていると思われる漫画。知覧の教育隊が大東亜戦争の開戦前からあったこと、また太刀洗飛行場の教育学校だったとは知りませんでした。開戦前から自分たちの食料も後回しに、やってくる人たちに何か美味しいものを作ってあげようとする富さんや栄子さんのような人たちは、親元を離れて訓練する軍人にとっては本当に家族でありふるさとだったのだろうな。次巻も読みます。2019/08/21
akihiko810/アカウント移行中
13
「戦争めし」作者が描く、特攻兵の青春×食堂めし。鹿児島県知覧の「幸福食堂」。陸軍飛行学校ができたことにより、幸福食堂は陸軍指定食堂になる…。 鹿児島県の知覧は、特攻の町だったらしい。初めて知った。タイトル「ちらん」も「散らん」じゃなくて「知覧」なのだろうか。 戦争の足音は、銃後の人々、市井人々の運命をも変えていくことが描かれる。朝ドラ化もいけそうな人間ドラマ2021/06/01
書の旅人
13
遠い昔の話ではありません。私が生まれる20年前に、国の為にと命をかけた若者たちがいたのだと、改めて衝撃を受けました。この作品から、何かを得てほしいと願って、図書庵に置きます。2019/09/03
じょり
10
ご飯マンガを美味しそうに描く作者の食堂を舞台とする戦争マンガ。お茶に適した土地が飛行場にも適していたなんてな。せっかく近くに帰って来ているから、特攻平和会館また行こう。2021/07/24
なつのおすすめあにめ
7
お腹いっぱい食べていられるという幸福、大事にしていきたいものです。2020/09/09