内容説明
七月下旬。角次郎の罪も晴れ、大黒屋の賑わいも戻ってきた。今年の作柄も良いと、善太郎たちが喜んでいた矢先、打越屋の銀兵衛が相談に来た。その内容に隠された陰謀とは……。さらに江戸では流行り病が!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はにこ
27
無事に戻ってきた角次郎。休む間もなく打越屋のトラブルに顔を突っ込む。まぁ、銀太郎の件もあるし仕方ないけど。。疫病が流行る様子がコロナ禍と被る。人間はずっと疫病と闘ってきているんだと改めて思う。古米の件は解決せず次以降におあずけ。2021/12/14
アボガドみよ
14
表紙の人物がクチを布でおおってます。マスクです!疫病の流行と、悪い奴らのたくらみモノ。現在、コロナ禍で大変な最中、読んでいて、気が重くなってしまいました・・・シリーズものなので、仕方ないですね。。。( ノД`)シクシク…2021/08/29
ひさか
14
2021年6月角川文庫刊。書下ろし。新・入婿侍商い帖シリーズ7作目。佐渡での疲れなんか一顧だにせず打越屋の危機を救うべく奔走する角次郎が凄い。善治郎の活躍もめざましい。結局、古米三千俵はどーなるの?。というところで、次回が気になります。2021/07/11
高橋 (犬塚)裕道
7
星3。矢張り中々面白い!この先どうなるのか?楽しみだ!2023/08/06
定年おやじ
3
冤罪が晴れ、戻ってきた角次郎にまたまた難題が。疫病下に古米三千俵はどう処理するのか?問題続きの米屋さんのお話はまだ続きます。2021/08/29