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内容説明
ジャズ。それは戦後日本の「芸能界」のルーツ。これはすべてを失ったこの国、そして
その音楽が再生する歴史を描く、一大ジャパニーズジャズストーリーなのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
47
於莵ちゃんはブレない。メジャーデビューを断ってもチャー会(チャーリー送別会w)を迷わず選ぶ。於莵ちゃんブレブレ。小田島への気持ちは裏返って恋心に(自覚薄しw)。演奏仲間だった米兵たちの過酷な運命に、小田島は揺れる。生きていくためにはお金も必要。演奏していくためには、真っ直ぐ向き合う覚悟も必要。現在とは違う環境下、迷いながら必死に駆け抜けていく於莵ちゃんたち。2024/01/08
まろんぱぱ♪
36
戦後のこういった興行に絡む闇?あ、志磨さん、どこに?於莵が気付いた自分の想いを否定するために暴走(だよな?)する。丸山は何か泥沼に?何か皆がバラバラになった印象が強い。あとがき?息抜き巻末まんがが、沼過ぎる♪(笑) 2023/09/21
Bo-he-mian
13
祝・文化庁メディア芸術祭「マンガ部門新人賞」受賞! ジブンはマイナー好みなので(ゴメン…)、贔屓の作家が一般に評価されると素直に嬉しい。さて第4巻では、とらちゃんがついに自分の中にある小田島への想いに気づく。姉と小田島の間で悩むとらちゃん。一方バンドはリーダーの丸山が先走りすぎ、仲間同士の心がバラバラに・・・。「もう一人のとらちゃん」=のぶ子のスター性に叩きのめされたとらちゃんは、ワルい大人たちにそそのかされるまま・・・物語が大きく動き始め「ぼむぼむぶう~ん」が揺らぎはじめる。ワクワクそわそわで第5巻へ。2021/05/25
baboocon1982
3
夢の中で依音子のことを思い出しそうになりそうなのに於菟がとってかわるオダジマ。オダジマに惹かれつつも身を引く志摩時子。プレイヤーを引退するも四方には拒絶される丸山。オダジマへの憎しみがいつの間にか反転しつつある於菟。少しずつ食い違っていく運命。姉を東京に呼び寄せるために森田と四方に身を預ける於菟だが・・・はてさて。2021/05/22
東晃
1
なんで音楽やるのか、に対する切実さが現代と全然違う中で、「芸能」のある種のうさん臭さはそのままなの、やっぱりちょっと面白いな 星三つ2021/06/08