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内容説明
衆議院議員・田中角栄、爆誕。しかしそこは、魑魅魍魎が巣食う戦後政治の世界。化物政治家たちが修羅の戦いを繰り広げる。吉田茂、池田勇人、佐藤栄作との運命的な出会い…。そして、敗戦国・日本が向き合わなければならない課題は国内の問題だけではなかった。まだ爪痕が残る瓦礫の街。復興に向けて田中角栄は立ち上がる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hase
7
池田勇人も佐藤栄作もだいぶ男前に描かれているけど、角栄さんがやっぱり一番美化されている(笑)ここからドロドロしてきて面白くなりそう。2022/02/21
金目
7
とうとう疾風の勇人の1巻まで時系列が戻ってきた。吉田茂のバカヤロウが染みる。茶化したコマのあとに黒バックのページで鋭いセリフ言ったり、ただ面会してるだけなのにものすごいことが起こってる様に描いたり、単純に漫画として読みやすく分かりやすいので、主人公が成功していく様子が当たり前の様な気がしてしまうけれど、一から自力で地盤築いて当選するってやっぱり異常なことなんだよなぁ2021/07/13
毎日が日曜日
5
★★★★2021/06/20
bittersweet symphony
5
ドカベン商法とは他出版社キャラクターを登場させて自分のところの主人公のダシに利用する、というものです。そういえば「疾風の勇人」では角栄はあまり印象に残っておりませんね。欲を言えば、メインキャラだけではなく、(史実に基づくフィクションなので)本当はちゃんと名前もあるモブキャラたちをきちんと拾ってほしいところですね。◇「疾風の勇人」を認知していないが本作を認知している人がいるのはやはり題材の知名度の差でしょうか。2021/06/19
yuukikazawa
3
田中角栄の戦後をドラマティックに描き上げた一作。 ここから政治劇が多くなるので、今までの自伝的な部分とはちょっと毛色の変わって来るので、合わない人には合わなくなってきます。 史実とは印象が違うとかいうのはマンガなので置いといて、大和田節のテンポのいい流れはともすれば退屈なだけの政治劇を面白く表現しています。2021/06/19