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内容説明
涙を流した大陸での終戦。知られざる田中角栄の姿が描かれる。さらに崩壊した戦後の日本を見て何を想い、何を感じたのか、角栄の戦後史が劇的に描写される。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
14
終戦。焼野原の中、無事だった家族、社屋も社員寮も。それを見て「焼野原になったこの国を救え」というのが天命と悟る。凡人にあらず。選挙法改正により女性を含む20歳以上の全国民に参政権。「俺にも目がある」。口車に乗らされるのではなく自ら乗る。新潟の山奥まで雪の中行き、ほんのわずかの人でも集めてくれた人の顔をツブさないよう車座になって話を聞く。角栄流必勝法。巻末に作者とノンフィクションライター常井健一氏との対談あり。2021/03/31
hase
10
地元のお年寄りが角栄亡き後も彼を推す理由が分かった気がする。実際に祖父母から聞いた話も漫画で描かれていて、読むと映像が浮かんでとてもよかった。作者とライターさんの対談もディープでなかなか面白い。漫画だけど、角栄さんの手腕や人柄なども丁寧に描かれているので、手持ちのビジネス書と並べて置いておきたいかも。2022/02/20
金目
5
終戦から代議士になるまで。理研の大河内先生の下でがむしゃら働き、自らの仕事の先に国の行く末を考えていたからこそ、自ずと代議士への道が開けたのか。今でも言葉や業績を紹介される田中角栄の人間的魅力にくらくらしちゃう。こういう人に国政を担ってもらいたいって自然と思っちゃうわ。今の政治家も、せめて自分でちゃんと考えて納得のいく話をしてくれないもんかね。次からいよいよ池田勇人登場か。実質前作の主人公だし、燃える~2021/04/25
Tsuyako
4
毎回、あっという間に読み終える。夢中にさせられる。アツい言動なのにウザくない。真のリーダーってこういう感じ?2021/02/26
bittersweet symphony
3
建築士1号は名誉称号だとばかり思っていましたが、若い頃結構実務もやっていたようですいませんでした。池田・大平ラインは別出版社作品の主人公なわけですが、こういうのも有りなのかと思いましたがこちらは秋田書店、ドカベン商法といったところでしょうか。2021/02/27