ハルキ文庫<br> 食堂つばめ

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ハルキ文庫
食堂つばめ

  • ISBN:9784758437370

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内容説明

生命の源は、おいしい食事とまっすぐな食欲! 「食堂つばめ」が紡ぎ出す料理は一体どんな味!? 謎の女性ノエに導かれ、あるはずのない食堂車で、とびきり美味しい玉子サンドを食べるという奇妙な臨死体験をした柳井秀晴。自らの食い意地のおかげで命拾いした彼だったが、またあの玉子サンドを食べたい一心で、生と死の境目にある「街」に迷い込む。そして、料理上手だがどこかいわくありげなノエに食堂を開くことを提案して――。大人気「ぶたぶた」シリーズの著者が贈る、書き下ろし新シリーズ第一弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

209
表紙の感じからホノボノ系を予想していたがちょっとシリアスながらもイイ感じだった。最後のオチにはちょっとビックリ。2014/11/30

佐々陽太朗(K.Tsubota)

180
食べ物が沢山出てくるファンタジー。シリーズものであり、第1巻を読んだ現時点で、まだ評価は定まらない。とりあえず第2巻までは読んでみることとしよう。2015/01/29

ちょこまーぶる

151
お腹が空いている時に読んではいけない一冊でした。この本を読んで、生きるということは美味しい食事を食べたいという素直な気持ちを持ち続けることという、ある種人生の基本的欲求を見直すことができた思いをしました。臨死体験の際に出会った玉子サンドが人生で忘れられない味だった主人公が、その後も生死の世界を往復しながら「食堂つばめ」での食事と自分の大切な人と再び出会うという何とも奇妙な話ではあるが、ほんのり温かくなる感じを体感した。そして、自分自身が忘れてはいけない料理である母の「鯖の味噌煮」が食べたくなりました。2015/01/31

ゴンゾウ@新潮部

118
思っていたものとまったく違う作品だった。死の世界とこの世界との間に存在する世界。そこで訪問者の思い出の料理を食べさせてくれる食堂。食堂を営む謎の住人。とても不思議な物語だが、ほっとする懐かしい作品です。2016/09/02

chieeee-

106
とにかくどれも美味しそうで、読んでいるとお腹が空いてきます。ただのグルメ小説ではなく、SF要素も含んでいるのでなかなか面白かった。シリーズ本なので続けて読んでいきたいと思います。ぶたぶたさんみたく可愛いキャラの主人公ではありませんが、この作家さんの描くキャラはあまりイヤな登場人物がいないので安心して読み進めれるところが好き。さて、次はどんな美味しそうな食事が出てくるのかな??2020/09/03

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