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内容説明
七人の怨身忍者、ついに集結す! 敵は海底移動城塞・竜宮城を支配する、浦島太郎と乙姫。さらわれた伊織を救出するため、カクゴたちが駆ける! 七忍の戦鬼たちよ、超常の忍法を駆使して、鬼を滅しようとする刃と戦い、まつろわぬ民の牙となれ! 各界の話題を独占した山口時代活劇、ここに堂々完結す!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こら
38
せっかく前巻までに七忍が揃ったのに、そりゃないぜ…武蔵が出てきたあたりから善悪がブレだして、収拾つけられるの?と思ったけど、先生をもってしても無理でした。思い返せば七忍のオムニバスを楽しむ作品だったなあ…2021/03/02
トラシショウ。
20
「化外者の棲む森侵す事まかりならぬ・乱捕りによる人身の売買まかりならぬ・これは家康の遺言なり!」。前巻までで遂に七忍揃った衛府の怨身忍者達。いよいよ徳川の覇府の桃太郎卿率いる鬼哭隊との壮絶な戦いが・・・始まらないままに突然の連載終了を迎えた最終巻。人気作だから打ち切りは有り得ないので、作者のモチベーションの著しい低下に伴う自主的強制終了と言う所なのかな。せっかくの自身のキャラクターのスターシステムの駒が揃った所だったのに、こんな形で終了とは何ともやるせない。そりゃ無いぜ若先生よ(以下コメ欄に余談)。2021/02/21
緋莢
11
完結巻。浦島太郎や海底娼館・竜宮城が登場するのですが… 内容の全ては、最後の「完結」という言葉で、全て消えました。えーっ、何でよ!!?面子もそろい始めて、これから!という感じだったのに…人気が無くて打ち切りという可能性は低く、他の方の感想を読むと、作者が放り投げた可能性が高いとの事。もし、そうならば 結構ベテランの作家さんで、それは無いでしょうよ、と。新刊買って追いかけてたのに がっかりです2023/04/03
ぷほは
4
山から始まり、海で終わった。柳田老から折口翁へ。まれびと達の終焉の宴は、南蛮の船上で古事記を再演する。このあと鬼ヶ島でも作る気なのだろうか。無限に子を生む桃太郎・金太郎と異なり、浦島太郎は乙姫を愛した。彼の生き様を否定することは、ウシジマくんとヤクザくんの争いのようなもの、外が内に戻ってしまうクラインの壺状況が、霧鬼ツムグによって止められる展開は素晴らしい。「そうだろ 俺たちは긍지ある鬼だ」。生き抜く鬼は怨嗟の連鎖の中にいない。歌い踊って命をふるわせる。鬼が笑って未来が開き、桃太郎は待つことしかできない。2021/02/28
プロムナード
4
ついに七忍が集っていよいよですね~! いや、僕にはみえますよ。衛府の七忍が鬼哭隊と殺し合う凄絶なシーンがね……!2021/02/28