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内容説明
大阪の陣にて主君・真田幸村を失った猿飛佐助、霧隠才蔵らは最後の秘術を用いて天下一の忍術を一頭の若き鬼に託した! 見よ大忍法おのごろ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
29
「柳生さん、骨身に沁みました・・・鬼には・武士なんかよりずっと血も涙もある」。積読消化。怨鬼と化した谷衛成、雀と対峙する沖田総司、柳生宗矩の戦いの顛末から波羅裸の単発エピソードを挟んで、いよいよ七人目の怨身忍者・雷鬼となる黒須京馬の登場まで。業火を放たれようが直近で自爆攻撃受けようが特にさしたる理由もなく「安泰じゃ」で済ませる桃太郎卿強過ぎ問題(笑)。表紙と帯に反してほぼ沖田総司の物語と言って良く、これは下手をすると波羅裸様以上のワイルドカード、と言うかジョーカーが誕生したのでは(以下コメ欄に余談)。2020/02/05
緋莢
17
<稀なる肉の漲り 娘を献上してもかまわぬ!いや わしを捧げても良い!>鬼に苦戦する柳生宗矩の前に現れたのは〝神州無敵”桃太郎。お供の犬かわいい!と思ったら、敵に向かって投げて「火薬をつめた犬を投げ入れて火炎を四散させたゆえ」とか言い出すし…一方の総司の戦いも死闘で。「突くんじゃない 抜くんだ」は見事でした。最後には真田十勇士が出てきて、全員が合体!?トム・ブラウンのツッコミのように「キャー!」と思いっきり叩きたい所ですが、間違いなく死にますね(私が)。果たしてどうなるのか。全く予想が出来ません。2020/03/13
のれん
8
びっくり人間真田十勇士の合体とは、この作品鬼人間問わずデザイン食いつぶしまくってるのが凄い。 沖田総司は今までで一番人間臭いというか時代が現代に近い分、鬼に対しての感情が揺れているのが面白い。誰も彼もが一枚岩でなく、どの陣営がどう転ぶかは本当に分からない。 ただ人生一番エンジョイしてるのは柳生宗矩で間違いなし。桃太郎との会話が本能でやってそうでシュール。てか桃太郎あんた絶対人間じゃないだろ(笑)2020/01/11
kenitirokikuti
7
『エグゾスカル零』はダンテ『神曲』を模したものだったが、不完全燃焼に終わった。「神曲」を含んだのは、おそらく永井豪の『魔王ダンテ』→『デビルマン』という流れを継ぐというオーダーがあったのではないかと憶測するが、山口貴由の作風はアナーキーな豪ちゃんよりも根がサディストな松本零士の方が合うのではないかと思う。「アナーキーな豪ちゃん」要素は、インテリの高遠るいが噛み合ってるかんじ(『デビルマンG』)。山口せんせは何割かは脳がマジキチっぽいという意味で「頭が悪い」と思う▲山口氏の描く「鬼」について考えたが略2020/02/01
niz001
7
揃わんかった。沖田総司編終了。散(波裸羅)様が出てくると妙にホッとするw。009とキャプテンコマンドーの合わせ技にニヤニヤ。2019/12/20