内容説明
「無味乾燥な記録にも、そこには生きた人間がいた。例えば新聞の片隅の記事、自殺者数の統計にも――」
椥辻霖雨は京都の大学で教える社会学者。犯罪を専門に研究する、若き准教授だ。
霖雨のもとにある日、小さな同居人が現れた。椥辻姫子。14歳、不登校児。複雑な事情を抱える姫子は「死者が見える」らしく……。
頭脳明晰だが変わり者の大学教授と、死者を見、声を聞き届ける少女。二人の奇妙な同居生活の中、ある自殺が起きる。そこは住人が連続死するという、呪いの町屋で――。
大ヒット中、究極のサスペンスミステリシリーズ『破滅の刑死者』の著者による待望の最新ミステリ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
44
姫子の過去が気になります2021/07/21
えみ
38
まずどんな人でも犯罪にかかわる可能性があり、それが特別珍しいことではなく、よくあることであるということ。そして…霊が視えるということ、それもよくあることなのかもしれない。なにかを訴えかける霊がいるということはそういうことなのだろう…と。霊が視える訳あり少女・姫子と若い犯罪社会学者の霖雨の2人が、ある住居で起きた自殺の真相を探るミステリー。他人の感情を読み取ることが苦手な霖雨の発言が、いちいち納得できる。冷たいようで的確な言葉は、正しいことを見極める為には必要なことで、曖昧にしなかった結末の行動に納得した。2025/12/29
よっしー
26
タイトルが気になったので手に取りました。「犯罪社会学」と聞くと、有栖川さんの火村先生シリーズが脳裏を過ったのですが、内容は違っていましたね。霖雨の元に霊の見える姫子がやってくる所から、物語がスタートしました。姫子の能力としては凄いとは思うのですが、それがあまりいかしきれていないように感じました。学生というのもあるかもですが、事件を調査するきっかけでしか絡まないのは勿体ないなと。続編も出てるので、読んでみようと思います。2023/04/05
ひぬ
25
京都の大学で社会学の准教授として働く椥辻霖雨はある日、彼自身が居候している叔父の家に訳ありの親戚の少女・姫子と出会います。奇妙な同居生活を始める二人ですが、ある事件を発端に「死者を見る・聞こえる」という能力を持つ姫子と犯罪を専門に研究する霖雨は事件の真相を探るため調査を始めます。少し陰鬱とした雰囲気が漂っており、ミステリー自体は割と薄めな印象でした。各章の始まり方が毎回椥辻の社会学の講義だったのは面白いと思いました。事件が一つだけに加え、犯人の正体はかなり意外でした。2022/03/19
悠
16
霊が見える目を持つ姫子ちゃんは、事情があり同居することになった准教授で、何を考えているのかわからない又従兄弟の椥辻霖雨。面白かった。時々、ん~~って思うのにページをめくる指は止まらなかった。霖雨さんと姫子ちゃんが、謎を解いた自殺事件。結末はとても切ないものだったけど何か読後感は悪くない。これからの二人の暮らしを見てみたい気がします。二人の同居先には、霖雨さんの伯父さんがいます。2024/02/23
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