内容説明
直心影流一の暴れ者・峡竜蔵が剣術道場の師範になって十年。長男・鹿之助の成長を見守るとともに、多くの門人、弟子たちとの稽古に精を出す日々を送っていた。ある日竜蔵は、夜分に突如現れ、“井中剣峰”と名乗り、差料を賭した立会を挑んでくる剣客が現れたとの噂を耳にする。剣を交えた者たちは皆名だたる剣士にもかかわらず、ことごとく力を奪われたという。“田舎者の剣法”と洒落つつ、縦横無尽に使いこなしてみせる遣い手に興味を抱いた竜蔵は、刀狩の理由を問いただすべく近づくのだが……。ひとすじに剣の道を貫く男を描く、味わい深きシリーズ第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
105
新・剣客太平記「師弟」2巻。竜蔵さんますます円熟味に磨きがかかってきましたね、説得力あり。2015/08/31
ドナルド@灯れ松明の火
10
弟子も増え、、剣術指南等で多忙な毎日。いまだ尽きぬ岡本さんのプロット。マンネリ化せず安心して読み進められる。お薦め2020/08/03
chacha
7
新シリーズ第2弾 竜蔵がけんかの仲裁をしていた頃から比べると、ずいぶん落ち着いてきた。綾や庄太夫の支えも板についてきて安心!父虎蔵に関わった女が出てきたり、刀狩が現れたりなかなか面白かった。井中剣法に対して氏神誅斎と名乗る竜蔵(笑)相手の懐に入るのが上手い。2021/01/07
Totchang
7
第三話「墓参り」が心に残りました。死してなお影響を及ぼすというストーリーをよく考えついたものです。もちろん他の3話もそれぞれに面白く読みました。2018/10/19
ニッキー
5
岡本さとるに出会い、岡本さとるに終わりました。 今年は153冊。まだ仕掛りが何冊もあります。すぐ好きな作家に浮気をしてしまいます。 所帯を持っても変わらない竜蔵が面白い。弟子になりそうな遣い手も現れて楽しみ。 皆さま、良いお年をお迎えください。2018/12/31
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