ポプラ文庫ピュアフル<br> ことづて屋

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ポプラ文庫ピュアフル
ことづて屋

  • 著者名:濱野京子【著】/カスヤナガト【画】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • ポプラ社(2021/02発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784591144572

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内容説明

「お言伝てを預かっています」 山門津多恵の頭には、時折、死者の言葉がひびいてくる。 宛てた人物にその言葉を伝えるまで、津多恵は楽になれない。 見ず知らずの人物を訪ねるために外見を装うのを、美容師の恵介が手助けしている。 幼くして死んだ娘から母親へ、放蕩息子から父親へ、少年院の中から親友へ……。 伝えられた言葉は残された人に何をもたらすのか。 痛みをかかえた心をほぐす、あたたかくやさしい物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

105
誰が誰に言伝する稼業なのかと思ったら、ああ、そういうこと、『ツナグ』の逆パターンね。裏表紙のあらすじに書いてあったのに全く読んでいなかった。じゃあ何故買ったのかって?作者買いです。2017/09/04

ゆみねこ

78
亡き人からの伝言を生きている人に伝える「ことづて屋」。山門津多恵は見ず知らずの人を訪ね、言葉を伝えてゆく。手助けをするのは、美容師の恵介。3.11をきっかけに物語が綴られることになったという、あとがきが素敵でした。続編も読みます!2017/09/20

yanae

70
お気に入りさんのレビューを見て手に取った本。大当たり!教えてくれて感謝。ことづて屋、死んだ人からの伝言を希望相手に伝える仕事。ボランティアでやっていたものを、相棒になった美容師の恵介が仕事の形にしてくれたもの。見た目を気にせず女子力底辺、不思議な力のせいで仕事もクビに。ダメダメな津多恵が、伝言を相棒と一緒に伝えていくことで、徐々に成長していく姿が微笑ましい。恵介との息もどんどんあっていく。伝言にじーんとすることも多し。作者のあとがきも素敵でした。シリーズでてるようなので、読み進めたいと思います。2017/11/13

優花 🍯モグモグ

70
サクサクと読めてしまいます。「死者の声が聞こえる」「死者の人からの伝言」と聞くと胡散臭さ満載ですが、その言葉で救われ足り、前向きになれるならば信じたい。けれども、死者の伝言を聞くのに一万円を払うのは解せないかも。2016/05/30

はつばあば

60
小説というものは面白い。本屋さん並みに積んだ本の中から選ばれし今日の本は・・。どの死者からの言葉も「幸せになりなさい」と。遺されたものの幸せこそ鎮魂であると。生きている間、親子であれ友人であれ、いっぱいぶつけ合うこともあったろうが、突然の別れに見舞われる事もある。言い残した言葉をあの世の親に伝えて貰えるなら・・。またあの世からの言葉を聞かせてもらえるなら・・。読み手がいるから作家さんがいる。書き手は一人だが読み手はいっぱい。癒しととるか1万円詐欺ととるか・・あなた次第。この本を今日選んだ私は正解。2016/11/05

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